SF映画には現代とは異なる、空想上の未来の世界観やガジェットが登場します。奇想天外で到底実現できそうにないものもありますが、中には近い将来開発されそうなものや、今では一般的になっているものもあるんです。
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そこで今回は、HLNtv.comがピックアップした、SF映画がまるで予知していたかのような「現実のものとなったSF映画のガジェット9選」をご紹介します。
■『2001年宇宙の旅 』
実は「食べ物の話」だという説もある、1968年公開の本作には、タブレットらしきものが登場します。これは、2010年にiPadとして現実のものとなりました。
■『ブレードランナー』
1982年に公開の本作の冒頭に登場するデジタルビルボードだらけの街並み。当時はありませんでしたが、現在の現実世界では一般的な光景です。
■『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! 』
1984年の映画に登場するコミュニケーターは、一時期流行したパカパカ携帯として現実になりました。『Timeマガジン』によると、携帯電話の開発者であるマーティン・クーパー氏は、実際に本作からインスピレーションを得たそうです。
■『ターミネーター』
1984年に公開された本作からインスピレーションを得て、コンバット用ドローンが作られたそうです。
■『ときめきサイエンス』
1985年の本作に登場しているのは、今でいうところの3Dプリンター。『ときめきサイエンス』では人間を作っていましたが、現実世界でも義肢が作成されているなど、近いことが可能となっています。
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』
本作で未来の子供達がつけているメガネ式端末は、Google Glassの先駆けと言えるのではないでしょうか? また、友人や家族間でビデオコミュニケーションが使われていましたが、これは現在では日常的に使われているSkypeやFaceTimeと同じです。
■『ディック・トレイシー』
1990年の本作のメインキャラは腕時計型のラジオをつけていますが、2015年のリアルな世界では、フィクションのラジオよりも高性能なスマートウォッチが販売されています。
■『スペースファミリー/ジェットソンズ』
1990年に公開された本作の世界観のほぼ全てが、現在の現実とはかけ離れていますが(空飛ぶ車はまだ先ですよね......)、ロボット掃除機は今や一般的! ルンバに限らず、いくつものブランドがロボット掃除機を販売しています。
■『マイノリティ・リポート』
2002年に公開されたトム・クルーズのSF映画にはジェスチャーをベースとするユーザーインターフェース、ジェットパック、無人走行技術搭載の車といったものが登場しますが、こういったものは現在では現実のものとなっています。
9 films that had their finger on pulse of future tech[HLNtv.com]
Stanley Kubrick's 2001: A Space Odyssey Trailer[YouTube]
"Blade Runner (1982)" Theatrical Trailer[YouTube]
Star Trek III: The Search for Spock - Trailer[YouTube]
The Terminator Movie Trailer[YouTube]
Weird Science Trailer[YouTube]
Back to the Future Part 2 Official Trailer #1 - Michael J. Fox, Christopher Lloyd Movie (1989) HD[YouTube]
Dick Tracy (1990) - Original Theatrical Trailer[YouTube]
Jetsons: The Movie Official Trailer #1 - Mel Blanc Movie (1990) HD[YouTube]
MINORITY REPORT | Official Trailer | FOX BROADCASTING[YouTube]
(中川真知子)
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