ごきげんよう。
もうご存知かと思いますが、『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』が公開されました。ご存知でしたよね、そうですよね。
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タイトルの通り本作は3本立てで、CG映画2本と手描き本編1本という特殊な形式。約75分を3分割ということは1つの作品のボリュームはかなり減っちゃうんじゃないの? 大丈夫なの?
そんな期待と不安を胸に、早速劇場へ行って参りました。その感想をつらつらと書き連ねていこうと思います。さぁ、(ネタバレの)お覚悟はよろしくて?
※以下、強烈なネタバレが含まれているので、ご注意下さい。
■『キュアフローラといたずらかがみ』
映画公式サイトより。
3部作の上映1作目、通称短編。5分程度のサイレントCGアニメーションでディズニー的なノリでした。ストーリーもあってないようなショートショートです。
正直、3部作の流れで見ると、この分を本編に回してほしかった......と思ってしまう蛇足感もありましたが、CGは非常にクオリティが高く、技術力には感心せざるを得ません。
キュアフローラ以外のメンバーも登場するのですが、本当にちょびっとしか出てこないのがもったいないですね。ちびトゥインクル可愛すぎた。
■『パンプキン王国のたからもの』
映画公式サイトより。
2作目、いわゆる手描き本編です。ヒロインのパンプルルを花澤香奈さん、悪役のウォープを諏訪部順一さんが演じています。ストーリーに関しては、いつもの単独映画シリーズと遜色はないので割愛。
わかっていたことですが、尺の関係で全体的に展開がかなり駆け足でした。しかし、戦闘パートは演出も作画もアツかった。特に、フローラとスカーレットの活躍が目立っていた印象です。
中でも一番気に入ったシーンは敵が最終形態になるシーン。巨大化の表現や絶望の煽りなどなど、かなりビッグスケールかつダイナミックに描かれています、アガります!
そこからライト応援シーンに移行しますが、このライト紹介の演出も上手かった。木箱に入れて運んでいた時代が懐かしい...(DX2)。
■『プリキュアとレフィのワンダーナイト』
映画公式サイトより。
手描き本編の次に始まる3作目、通称中編。正直、今回の3部作の中で一番好きな内容でした。
アニメ後期EDと同じ3DCGモデルを採用しており、しっかり動くし声も出ます。ヒロインレフィの声は上垣ひなたさん、悪役ナイトパンプキンの声は中尾隆聖さんが担当。ノ、ノイズ様ッ!
意外や意外、バトルシーンはしっかりガッツリ描写しており、CGを使ってはいるものの効果線や表情のデフォルメなども相まって、かなり手描き的な雰囲気を感じました。CG独特のぬるぬるさはなく、緩急がついているので違和感もありません。
背景もCG力全開でガッツリ描かれているので世界観が伝わりやすく、そこに乗っかってくるストーリーもシンプルで相性良し。特にレフィがキャラデザとしても際立っていて、かなり愛着を持って感情移入できます。
今回の映画で泣いた3回のポイントのうち1回はレフィですからね、じぃんと来ましたよ。
■まとめ...CG映画、毎回やってほしいかも
アニメEDのCGを使った映画ないし単独アニメーションは、今後とも続けてほしいと思いました。
もちろん資産有効活用という見方もありますが、今回のレフィの話で「ここまで良い感じのCG映画にできるとは!」と感じた人は多いはず。オールスターのダンスシーンでしか再利用しないのはもったいない!
あとテーマもかなり攻めたなと。ここ数年で急速にイベント度が増したハロウィンをテーマに据えており、必然的にカボチャがたくさん出てきます。カボチャ、苦手な子供も多いと思うんですよね。ジャックランタンとかやや恐だし。
そして次回、春の映画予告もありました。どうやらオールスターズに回帰するみたいです。予告の中にキュアエコーも登場していたので、期待してもいいんですよね? 記念すべき映画20作目とか言われたら、期待してもいいんですよね? ね?
©2015 映画Go!プリンセスプリキュア製作委員会
[映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!]
『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』[YouTube]
スイートプリキュア♪[Wikipedia]
(ヤマダユウス型)
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