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日本の作品ばかり! 復活を熱望されるRPGシリーズ10選(+α)
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日本の作品ばかり! 復活を熱望されるRPGシリーズ10選(+α)

2015-11-23 21:30
    復活を熱望されるRPGシリーズ


    「あのRPGの続きはまだか! あのRPGのリメイクはないのか!」と心の中で叫んだことは、ゲームユーザーなら1度はあるはず。そして、その望みが叶わないというのもよくあることです。


    【大きな画像や動画はこちら】

    それには権利関係で続編を出すことが不可能に近い、売り上げなどの関係で続編が出せないなど、様々な原因があります。

    そこで今回は、Arcade Sushiがピックアップした「復活を熱望されるRPGシリーズ10選」に、私が個人的に選んだ作品を2つ加えてご紹介します。

    シリーズ化していない単体作品も選ばれているのは、シリーズ化してほしいという気持ちからでしょう。なお、一部続編が発表されたものも含まれています。

    ネタバレは極力していないので、読んで気になったゲームがあればプレイしてみるのも一興です。


    ■『Xenogears(ゼノギアス)』(スクウェア)


    哲学的な用語やSF用語を多用し、難解で広大なストーリーを展開した作品。一応完結はしているのですが、細かいところまでよく見ると、重大なことがいくつか解明されていません

    それもそのはず。本作はエピソード1から6までの長大なものが予定されていた作品。『Xenogears』自体はエピソード5であり、続編にあたるエピソード6は100万本の売り上げを達成すれば制作される予定だったものの、惜しくも100万本に届かなかったのです。

    その後、製作スタッフたちはスクウェアを退社し、ナムコ出資の元でモノリスソフトを立ち上げ、『Xenogears』の精神を受け継いだ作品『Xenosaga(ゼノサーガ)』シリーズを作っていきます。

    執筆時現在、『Xenogears(ゼノギアス)』はPlayStationゲームアーカイブスとして配信中です。


    『ワイルドアームズ』シリーズ[ソニー・コンピュータエンタテイメント(以下、SCE)]


    全般に渡るゲームデザインを金子彰史さん(アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』の脚本・シリーズ構成担当)が手がけた作品。音楽を担当された、なるけみちこさんの楽曲も高く評価されている作品でもあります。

    西部劇にファンタジーを混ぜたような世界観はあまり類の見ないものであり、非常に個性的。小ネタの数々も有名です。

    現在での最新作は、2007年に発売された『ワイルドアームズ クロスファイア』[PlayStation Portable(以下、PSP)]であり、それ以降、続編やリメイクに値するものは出ていません。


    ■『幻想水滸伝』シリーズ(コナミ)


    コナミを代表するRPGシリーズであり、特に1と2は今でも人気があります。テンポの速い戦闘や108人の仲間が登場することが特徴的で、海外でも人気が高い作品です。

    世界観が異なる新章の作品にはなりますが、現在のところの最新作は2012年に発売された『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』(PSP)。それほど年数はたっていませんが、続編の発売は難しいかも......。

    評価が高い『幻想水滸伝 I&II』(PSP)は2000円以下とお求めになりやすい価格で提供されているので、おすすめです。


    ■『エターナルアルカディア』(セガ)


    空賊の物語と言えば『ファイナルファンタジーXII』ではなく、これ! という方もいるのではないでしょうか?

    ドリームキャストで発売後、キャラクターなどを追加したバージョンがゲームキューブ(以下、GC)でも発売されました。その時にPlayStation 2(以下、PS2)にも移植される予定でしたが、GCの開発に専念するため中止になったそうです。ここで移植されていたら、もしかしたらシリーズ化されていたかもしれません。

    なお、キャラクターの人気の高さもあり、同社のゲームである『戦場のヴァルキュリア』シリーズにもゲスト出演しています。


    ■『Secret of Evermore(シークレットオブエバーモア)』(スクウェア)


    見た目や操作感はスクウェアの人気シリーズ『聖剣伝説』にそっくりですが、本作を開発したのはスクウェアの北米子会社なので、無理もありません。

    主人公と飼い犬がプレーヤーキャラクターという少し変わった設定のアクションRPGで、海外での評価は概ね高かったようです。なお、日本では発売されていません。


    ■『サガ』シリーズ(スクウェア)


    フリーシナリオや強敵と戦うことで技を閃く、レベルという概念が存在しないなど、RPGの中でもかなりの異彩を放つシステムが有名の作品です(シリーズにもよります)。

    ゲームを知らなくても、動画での山崎まさよしさんが歌う曲『メヌエット』は、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

    2002年にPS2で発売された『アンリミテッド:サガ』以降、ソーシャルゲーム、ブラウザゲームはあったもののシリーズの音沙汰はありませんでしたが、2016年に『サガ スカーレット グレイス』(PlayStation Vita)の発売が2014年末に発表されました


    ■『パラサイト・イヴ』シリーズ(スクウェア・エニックス)


    原作はSF作家、瀬名秀明さんの同名小説ですが、中身はほぼオリジナル。ジャンルはアクションRPGで、敵の攻撃などはある程度は避けることが可能です。

    1と2では、細胞内小器官であるミトコンドリアとの闘いが繰り広げられます。3にあたる『The 3rd Birthday(ザ・サード バースデイ)』では、ミトコンドリアではなくツイステッドという謎の生物との戦闘がメインです。

    『The 3rd Birthday』はゲームシステムは一定の評価を得たものの、シナリオは前作のファンからはあまり高い評価は得られませんでした。


    ■『レジェンド オブ ドラグーン』(SCE)


    当時、本作のグラフィックは驚異的で、CGの祭典であるSIGGRAPHで入選したほど。タイミング良くボタンを押して攻撃していく「アディショナルシステム」も特徴的な作品でした。

    過去に海外のPlayStationゲームアーカイブスのランキングでも1位に君臨していた時期があり、海外での人気も高いです。


    ■『クロノ・トリガー』(スクウェア)


    もはや説明の必要がないほどの名作。タイムトラベルを繰り返し、過去を変え、未来を変えるというゲームデザインが見事に成功しました。

    当時は『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信さんに『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二さん、マンガ『ドラゴンボール』の作者である鳥山明さんが参加するということで話題になりました。

    続編に当たる『クロノ・クロス』は『クロノ・トリガー』の正統続編ですが、衝撃的なイベントが展開されることもあり、賛否が分かれました。『クロノ・クロス』は続編として認めないという声もあり、選ばれているようです。

    今現在は追加要素があり、操作もしやすいニンテンドーDS版の『クロノ・トリガー』が発売されています。未プレイの方はこちらがオススメです。


    ■『ブレス オブ ファイア』シリーズ(カプコン)


    カプコンの代表的なRPGです。シリーズを通して、竜に変身できる主人公が登場するのが特徴。シナリオに定評があり、特に『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』のシナリオは非常に評価が高いです。

    『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』で、ゲームデザイン・ゲームシステムともに、シリーズものとは思えないくらいの路線変更が行われ、評価が二分されるようになりました。そのため、システムを元に戻してシリーズを続行してほしいという声もあるようです。

    現在ソーシャルゲームに近い内容になると思われる『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』が発表されており、2015年内にサービス開始予定となっています。


    日本のRPGの人気を照明するかのようなArcade Sushiのセレクションでした。なお、以下は私が個人的に選んだ作品。


    ■『すばらしきこのせかい It's a Wonderful World』(スクウェア・エニックス)


    東京の渋谷を舞台としたアクションRPG。ニンテンドーDSの2画面を上手く活用したゲームデザインが、見事な作品でした。

    国内や海外でも高い評価を得たので続編が期待されますが、今のところ予定はない模様。なお、2012年にiOS版、2014年にはAndroid版が配信されました


    ■『Xenosaga(ゼノサーガ)』シリーズ(バンダイナムコゲームス)


    前述しましたが、本作は『Xenogears』の精神を受け継いだ作品と言われています。『Xenosaga』は宇宙が舞台と言うこともあり、『Xenogears』よりもSF要素が強いです。

    エピソード1からエピソード3まで展開されましたが、当初はもっと長い物語になる予定だったとのこと。そのため、物語の終盤は駆け足になってしまい、予定とは違ったのではないか? と思われるストーリーが展開されます(完結はしています)。

    続編はもちろん出してほしいですし、物語を補完した完全版のリメイクも出してほしいと思いますが、難しそう......。今からプレイするのであればストーリーが再構成され、内容が分かりやすくなった、ニンテンドーDSの『ゼノサーガI・II』からプレイすることをおすすめします。


    他にも『バテンカイトス』シリーズ、『トラスティベル ~ショパンの夢~』や『アークザラッド』シリーズ、『シャドウハーツ』シリーズ、『ソーマブリンガー』に『ヴァルキリープロファイル』シリーズなども頭に浮かびましたが、皆さんが復活してほしいRPGシリーズはなんでしょうか?


    10 RPG Franchises That Need to be Resurrected[Arcade Sushi]
    Xenogears Opening [JPN][YouTube]
    ワイルドアームズ2 OP FULL[YouTube]
    幻想水滸伝2 オープニング[YouTube]
    ドリームキャスト エターナルアルカディア CM[YouTube]
    Secret of Evermore - Part 1[YouTube]
    ロマンシングサガ ミンストレルソング OP[YouTube]
    パラサイト・イヴ プレイ part1[YouTube]
    The Legend of Dragoon ALL Cutscenes[YouTube]
    Chrono Trigger All Cutscenes {HD}[YouTube]
    Breath of Fire 5 CM[YouTube]
    すばらしきこのせかい -Solo Remix- TGS2012トレーラー[YouTube]
    Xenosaga Episode1 Commercial [JPN][YouTube]
    エターナルアルカディア[Wikipedia]
    レジェンド オブ ドラグーン[Wikipedia]
    ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター[Wikipedia]
    ブレス オブ ファイア[Wikipedia]
    クロノ・トリガー[Wikipedia]
    パラサイト・イヴ (ゲーム)[Wikipedia]
    ザ・サード バースデイ[Wikipedia]
    サガシリーズ[Wikipedia]
    サガ スカーレット グレイス[Wikipedia]
    幻想水滸伝シリーズ[Wikipedia]
    金子彰史[Wikipedia]
    ワイルドアームズシリーズ[Wikipedia]
    ゼノギアス[Wikipedia]
    ゼノサーガシリーズ[Wikipedia]
    Readers' Picks Top 100 Games: 51-60[IGN]
    Parasite Eve[ゲームカタログ@Wiki ~クソゲーから名作まで~]
    Secret of Evermore[ニコニコ大百科]
    『サガ スカーレット グレイス』公式サイト
    『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』公式サイト

    Go Itakura

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/11/rpg-series-which-needs-to-be-resurrected.html
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