作中に隠されたイースターエッグから、『Fallout 4』は『スカイリム』と同じ世界が舞台である可能性が浮上してきました。ともにBethesda製作のゲームなので、なくはなさそうな話ですが......。
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とある場所にアレがあったり、とあるターミナルにソレに関する記述があったりするのですが、自分で見つけたい人はご注意を。
このイースターエッグが見つかるのは、ブラザーフッド・オブ・スティールの飛行船「プリドゥエン」(Prydwen)の中にある研究ステーションです。
上級書記官ネライア(Senior scribe Neriah)が居るこの研究ステーションには、様々な動植物があります。そのほとんどはウェイストランドで目にすることのできるものですが、こちらはというと......
どこかで見覚えが......
「試験的植物」なんていう名前ですが、ほら、『スカイリム』のアレに似ていませんか?
この形、絶対にアレですよね。
どう見ても「ニルンルート」(Nirnroot)。
噂の「ニルンルート」
[ソース:Nirnroot.com]
これに関しては、「ちょっと似てるだけ」で済んでも不思議ではありません。しかし、『Fallout 4』内の『スカイリム』ネタはこれだけではないのです。
作中のコンピューター内のログには、この「実験的植物」の発見に至る過程、そしてブラザーフッドで活用されるに至るまでが記されています。
ログの名前は「NRT」(「Nirnroot」の省略)。その記述は『スカイリム』内のものと似ています。
ログ内ではこの植物が「河口で」見つかったとされていますが、「エルダー・スクロールズ」内の伝承でも「水辺にしか育たない」とされています。『Fallout 4』でも『スカイリム』でも、ともに大災害を生き延びた植物であり、やはり不思議な輝きを帯びています。
ブラザーフッドではこの植物を育てることに成功。植物が放つ光は「放射能でないことは100%確実」との検査結果が出て、この植物は「グロウリーフ」(Glowleaf)と命名されます。グロウリーフでお茶を作ると健康にいいっぽいです。
しかし、残念ながら......
植物担当上級書記は転任させられた模様。
なんとも興味深いイースターエッグです。
『Fallout 4』は技術こそ『スカイリム』より進歩した未来を描いているように思えますが、この2作品が同じ世界を共有していると考えると、もしかしたら『Fallout 4』が過去で、放射能の影響による突然変異で生まれたと考えられる猫人間や爬虫類人間のいる『スカイリム』が未来なのかもしれません。
なお、同じくBethesda Softworks製作の『ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド』の作中イースターエッグにはヌカコーラを売っている自販機があったり、ドラゴンホーン・ヘルムがあったりと、こちらも1つの世界の中に両作品が登場しています。
もし、同じ世界が舞台でクロスオーバーのゲームが作られたら、ハチャメチャで楽しそうですね。
ソース:Kotaku①、②、Nirnroot.com、Bethsoft.com
(abcxyz)
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