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SFの歴史に残るバカな人工知能10選
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SFの歴史に残るバカな人工知能10選

2015-12-22 21:30
    映画史上最もバカな人工知能10選


    映画『エクス・マキナ』のように人間そっくりなもの、『インターステラー』のように人間をサポートするもの、『her/世界でひとつの彼女』のように人間の心のよりどころになるものなど、SFには人間の役に立つさまざまな人工知能が登場します。


    【大きな画像や動画はこちら】

    しかし、中には人を殺そうとするものや、致命的な害はないまでも、巻き込まれたらたまったもんじゃないバカな人工知能もいるのです。

    そこで今回は、io9がまとめた「SFの歴史に残るバカな人工知能」をご紹介します。一部ネタバレがありますので、ご注意下さい。


    ■B1バトル・ドロイド/『スター・ウォーズ』


    一応の知能はあるものの、基本的には中央制御コンピューター(CCC)に従うように作られています。個別に知能を与える必要がない上、各ジョイントは磁力でつながっているため、安価で製造できるのが利点です。

    質よりも、その量で敵を圧倒させることが目的ですが、先にも書いたようにこのドロイドの軸となるのはCCC。ナブーの戦いでは、アナキン・スカイウォーカーにこのCCCを破壊されてしまい、あっという間に無力化されてしまいました。


    ■ヤングスターとシスター/『地球防衛軍テラホークス』


    操り人形を使ったテレビシリーズや映画を多く製作したジェリー・アンダーソンによる作品。人類滅亡と世界征服を計画するアンドロイドのゼルダ一家と、それを阻止するナインスタイン博士率いるテラホークスの戦いを描いています。

    このゼルダの息子ヤングスター(126歳)と娘シスターは、母親のゼルダ(180歳で子供にはトラウマものの外見)も認める生粋のバカ。ヤングスター(名前と外見のギャップが激しい)は金属と石が大好物でゼリーをかけてガリガリモグモグ、シスターは周囲に気を配ることができないキンキン声のカツラ頭です。シスターも兄同様のバカで、口癖は「楽しみね~」。


    ■HAL 9000/『2001年 宇宙の旅』


    秘密ミッションを与えられたものの、その矛盾に耐えられなくなって機能に異常をきたした、HAL 9000

    故障を懸念した乗組員が自分を停止させようとしていることを読唇術で知り、HAL 9000は乗組員を殺そうとします。船外活動中の乗組員の宇宙服の機能を破壊したり、人口冬眠中の3人の生命維持装置を切ったりしました。

    そして、最後は生き残ったボーマン船長に思考部を操作され、「デイジー・ベル」を歌いながら機能停止します。


    ■ビルとテッドのロボット/『ビルとテッドの地獄旅行』


    前作でのビルとテッドの活躍のおかげでロックな世界になった未来の地球。しかし、それを快く思わなかった反乱分子のデ・ノモロスが過去にビルとテッドにそっくりな殺人ロボットを送り込み、2人を抹殺して地獄送りにします。

    このそっくりさんロボットは、あらゆる部分が2人を真似て作られているため、知能もそのまま受け継がれています。最後は、殺されたビルとテッドが火星人の協力を得て作ったお手製ロボットに反撃されてしまいました。


    ■ED-209/『ロボコップ』


    正式名称「エンフォースメント・ドロイド・シリーズ209」。

    警官のロボット化すべくオムニ社が作ったものですが、お披露目式で人工機能が正しく働かず、デモンストレーションの相手をしていた役員をめった撃ちにするという大失態を見せます。これがきっかけとなり、予備のプロジェクトだったロボコップ計画が実行されることになるのです。

    映画後半では、階段すら降りられない上に転がってしまったら最後、自力では起きられないというダメっぷりを披露。

    また、人間同様に情報を処理することもできず、『ロボコップ2』では簡単にハッキングされてしまいます。さらに『3』では、天才コンピューター少女のニコにいとも簡単にコマンドシステムを書き直されてしまいました。


    ■レオン/『ブレードランナー』


    映画冒頭でレプリカントか人間かを見分けるためのフォークト・カンプフ検査を受けるレオン。彼はリクガメと普通のカメの違いも知らず、ひっくり返って太陽の熱に腹部を照らされ苦しむカメに感情移入できなかったため、レプリカントであることを見破られてしまいます。しかし、試験管のホールデンを殺害して建物から逃走

    その後、密かに想いを寄せていたゾーラがレプリカントハンターのデッカードに回収されようとするところを見かけて激昂し、デッカードに突進していくも、レイチェルにクリティカルヒットされてしまいました。


    ■ボックス/『2300年未来への旅』


    人口が徹底的に管理されており、フリーセックスが楽しめるものの、30歳になったら爆死しなければいけないというルールのある近未来が舞台の作品。人々はドームという覆われたシティで暮らしており、外界とをつなぐ氷の洞窟にいるのが、銀メッキのようなピッカピカなロボット(だと思われる)のボックスです。

    彼は食糧難に備えるべく、氷の洞窟を通る人たちを捕まえ、氷漬けにして保存しています。しかし、そのボックス型ボディとローラーのような動きが災いし、戦闘能力は高くありません。ボックスは持っていたレーザー銃らしきものを発射しようとしたところを主人公に邪魔をされ、天井を撃ってしまいます。そして、崩れ落ちてきた鉄材や氷に押しつぶされて、呆気なく倒れるのです。


    ■空中攻撃兵 ワスピーター/『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』


    ワスピーターはやられ役のギャグ担当で、ほぼ全てのエピソードでバラバラにされたり、撃墜されたりするものの、前向きで憎めないキャラクターです。

    語尾に「ぶ~ん」をつけるのが口癖な脱力系で、メガトロンとは雇用形態にあり、頭部のデストロンマークはシールになっています。愛されキャラではありますが、おバカであることは間違いありません


    ■ダイナマット/『珍犬探偵ダイナマット』


    正義のヒーロー「ブルーファルコン」のパートナーロボット犬。非常におバカで、熱心にブルーファルコンをサポートしようとするものの、散々な結果になったり、広範囲にわたって被害を出したりします。しかし、そんな彼の愚鈍さが時に成功を導くことも。

    結果オーライ系のバカで、実際に周りに居たらイライラするタイプでしょう。


    ■ロックマン『Captain N:The Game Master』


    1989年から1991年にかけて北米で放送されたアメリカとカナダ合作のテレビアニメシリーズ。人気ゲームキャラが登場する本作で、ロックマンは準主役的ポジションです。

    ゲームの設定では、家庭用お手伝いロボットとして開発されたものの、平和を守るために自ら望んで戦闘用になったロックマンでしたが、本アニメでは異なる設定になっています。どのようになっているかというと......下の映像をご覧下さい。



    メガ~」とやたらに言うのは、恐らくロックマンの英名「メガマン」から。ワスピーターが語尾に「ぶ~ん」をつけるのと同じ要領です。私たちが知っている彼のキャラクターと随分違いますが、口癖はこの際置いておきましょう。

    何よりもゲームのファンを怒らせたのは、その見た目! グ、グリーン? なんで?


    ソース:io9、YouTube

    中川真知子

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/12/dumbest-artificial-intelligences-in-movies.html
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