3月14日、与野党国会委員長会談が国会内で開かれた。
自由、民進、共産、社民各党は与党に対し、森友学園問題について籠池前理事長をはじめとする関係者の参考人招致を要請するとともに、国会答弁において事実と異なる発言をした稲田朋美防衛大臣の辞任を求めた。
出席した玉城デニー国対委員長も「(籠池氏を)国会に呼べない一方で、メディアには普通に応じている。国会で身の潔白を証明すればよい。籠池氏に弁明の機会を与えてあげればいい。稲田大臣の発言は明らかに大臣の質を欠いている。分からないなら『調べる』と言えば良いのに『全くない』と言ってしまう。国防の責任者は無理。辞任に値する」と強く要求した。
一方与党側は「参考人招致には応じられない」「大臣は続けると言っているのでそれに尽きる」の一点張りで、会談は平行線をたどり、最終的に合意には至らなかった。