小沢一郎代表岩手ぶら下がり取材(2013年7月1日)

7月1日、小沢一郎代表が出張先の岩手県で記者団のぶら下がり取材に答えました。その要旨は以下の通りです。



小沢一郎代表岩手ぶら下がり取材(2013年7月1日)



【ぶら下がり取材要旨】


Q. この二日間、盛岡、県北、そして県南の方をまわったが、この選挙戦前の各地の手応えはどのような感じか。
A. 夕べから岩手に入った。欅の会(岩手県1区・2区の小沢代表支援団体)をはじめとして、今日は久慈からずっと、4区の役員会まで行ったのだが、各地域とも別に、ここの4区の場合は役員の人にきていただいたのだが、県北の方は別に特別大勢の方をお招きした訳ではなく、事務所に、ご都合のつく人がきていただいただけである。大変、今度の選挙戦に、皆危機感を持ちはじめてくれた。徐々に徐々に熱があがってきている、気合が入ってきているという風に感じる。
Q. 間もなく選挙戦に入るが、今後の、選挙戦に入ってから公示後の代表の岩手入りの予定があるか。
A. 今、確定した日程はないが、7日の日に、西和賀の、僕が選挙に初めて出た時から後援会の会長をして頂いていた方がお亡くなりになったので、その葬儀に都合がつけば出席したいと思っている。
Q. 小沢先生ご自身、結構この岩手の方に足を運ばれてテコ入れしているが、改めて岩手の選挙区の位置付けと、今後の、岩手での選挙を迎える決意を改めて。
A. 岩手は私の地元、出身の県であり、私の政治活動の基盤をなし、私を支えて下さった地元の県なので、何としても県民皆さんのご理解とご支持を得たい、そう思っている。
Q. 昨日、今日と会合のあいさつの中で、首長選挙について、去年の政権交代後、非自民系が勝っているというお話をされている。こと岩手では民主分裂前に原則相乗り禁止、独自候補擁立という方針だったと思うが、今年岩手県では、秋以降首長選挙が相次いで行われる。党勢拡大についてどのような方針で挑むか。
A. 秋のことはまた終わってからにしてほしい。当面は参議院の選挙に全力尽くしたいと思う。
Q. 今度の参院選からネット選挙が解禁するという事で、事務所の方ではネット発信に力を入れておられると思うのだが、ただ代表としては、以前から川上戦術に代表されるように、草の根の、一人ひとりと握手をして、という選挙を重視されていると思うが、ネットだけでは足りない部分をどういう選挙戦術を重視してやっていくか。
A. ネットも非常に有効な媒体だと思う。徐々にネット人口も増えてきていると思う。ただ諸外国と比べると、日本の場合はまだまだという感じがする。そういう意味でネットの、ある意味でいろんなネットを通じた世論と、朝日新聞の世論調査とは全く違う。そういうような乖離がまだあり、どちらもどちらもと言う事であろうと思うが、これからもっともっとネット人口も増えるだろうし、また社会の状況の緊迫化に従って、ネットの方々もネットだけじゃなく、行動にでてくる時が来るだろうと思っている。アラブの春であれ、何であれ、皆ネットで、中国などもそうだが、ネットの呼びかけで現実に行動する、というふうになっている。日本はまだそこまでにはなってないが、いずれ非常に有効な手段だと思ってはいる。
Q. 岩手県選挙区出馬予定者6名という混戦模様だが、その中で各候補者の主張が、TPPや原発等で重なる面も多い中で、とりわけ関根(敏伸)候補にかけられる期待と言うのはどのような所にあるか。
A. 今、重なると言ったが、全然重なっていないのではないか。自民党も民主党も無所属の人も、TPP推進論だったはずじゃないか。それを選挙の為に、党とは違った、あるいは今までと違ってパッと変えて、私は反対だ、というのは、ちょっと政治家として、人間として、私は筋道が通らないと思う。その点はマスコミも正確に報道して頂きたい。TPP反対をしっかりと、党でもって決定しているのはわが生活の党です。