幹事会 小沢一郎代表挨拶(2014年1月21日)

20140121幹事会挨拶(HP)

1月21日幹事会が開催され、1月25日開催の2014年度定期大会、東京都知事選挙の対応について協議しました。
冒頭、小沢代表から下記の通り挨拶がありました。

【 小沢代表挨拶要旨 】

それでは、新しい年初めての顔合わせなので、一言ご挨拶を申し上げる。
まずは、ちょっと遅まきだが明けましておめでとうございます。みなさんには年末年始、それぞれ有効に過ごされたことと思う。
いよいよ今年の常会の召集も数日後に迫ったわけだけれども、その翌日には党大会も予定している。
私どもとしては、今年がどういう政治の流れになるかは、神様で無い限りわからないけれども、いずれにしても我々は我々の正しいと思う主張を貫き通しながら、活動を続けて行きたいと思っている。

そこで、国会の召集直前に、ご案内の通り東京都知事選が予定されている。玉城デニー君から話があったが、名護の市長選挙は、埋め立て、新飛行場の設置に反対の現市長が市民、県民の支持を得て当選された。また、23日に(告示が)予定されている東京都知事選挙においては、細川氏と舛添氏(が立候補を表明)。細川氏のサイドには、小泉元首相が脱原発を争点として都知事選に臨むということでやっている訳だが、沖縄の選挙も都知事選挙も、その意味では安倍内閣の内政・外交の大きなテーマを巡っての選挙戦ということになる。

まずは、沖縄の基地の問題。日米関係において基地を推進しようとしている安倍政権にとっては、県民の明確な意思表示は非常に大きな痛手であろうかと思っている。
それからまた、今度の都知事選挙は、原発是か否かということになり、この選挙で細川サイドが勝利するということになれば、内政の大変大きな問題である原発、この問題で安倍内閣と真っ向違った結論が出るということになるわけで、非常に大きな政治的なインパクトを持った選挙が2つ続けて行われるということになる。

その間に、福島の市長選挙とかその他の選挙もあったわけだが、どんどん、政府の政治的なスタンス、あるいは政策に批判的な人が県民、市民の支持を集めて当選したという事実もある。

そんなことで、我が党としては、都知事選について、みんなの意見を聞いた上で決めなくてはならないが、今日まで伸びてきたが、実は昨日、東京の総支部長のみなさんに集まってもらった。そしてみなさんに忌憚のない率直な意見を述べてもらった。事実上、細川か舛添かということになるわけだが、出席されたおよそ10名のみなさんの意見は、全て細川候補を応援していこうという意見であった。

東京都の総支部長の意向を、今日の幹事会でみなさんにご報告して、細川さんはどの政党の推薦も受けないということだから、我々が自由な意志で自由に応援する以外ないのだけれども、いずれにしても、仲間内でバラバラになってしまうわけにもいかないので、今日みなさんのご意見をお伺いして、我々のお互いの方向性を確認しあったうえで、選挙戦を迎えたい、そう思うので是非この点についてもご意見をいただきたい。

いずれにしても、国会の召集と都知事選挙が重なって行われるという形になっている。我々は重ねて申し上げるように、国民の為に何を政治は為すべきか、そのことをきちんと認識し、その主張を続けながら頑張っていきたいと思う。みなさんもぜひとも、その方向でお互いに力を合わせて頑張っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。以上。