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政府にしっかりと対峙し、正すべきは正す
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政府にしっかりと対峙し、正すべきは正す

2014-02-07 09:31

    鈴木克昌代表代行・幹事長 定例記者会見(2014年1月31日)

    20140131鈴木幹事長会見

    1月31日、鈴木克昌代表代行・幹事長が定例の記者会見を行いました。
    会見要旨は以下の通りです。

    【 冒頭挨拶 】

    いよいよ今日から予算委員会が始まった。その前に衆議院の代表質問、そして参議院の代表質問があり、いよいよ本格的な論争が始まる。

    (政府に対する)印象としては、私も生活の党を代表して質問をしたが、答弁に対して、一つは踏み込まない、もう一つはその踏み込まない裏に、よく言えば巨大与党の余裕だが、悪く言えば慢心というようなものがあると思う。

    それはもちろん、私に対する答弁もそうだけれども、他党に対する答弁もやはりそういうようなところが垣間見られるのではないか、と感じているところである。

    今日予算委員会が始まったばかりだから、まだまだどういう状況になっていくか分からないけれども、やはり野党が一致協力をして攻めていくということでないと、なかなか歯が立たないのではないか。やはり、野党のバラバラ感というのが総理に余裕を与えてしまっているのではないかという気がするので、本来の責任野党というのは何なのかという、ここに話は戻ってくるのではないかと思っている。

    野党は野党として対決をし、そして対案を出してきちんとした議論をしてもらいたいというのが、国民皆さんの大方のご意見ではないかと私は思っているので、少なくとも我党はその視点に立って、正すべきは正す、言うべきは言う、そして他党とも可能な限り協力をしていく、そういうことで今国会やっていきたいと思っている。

    【 質疑要旨 】


    予算委員会、総理答弁について

    Q. 今日の予算委員会で、総理は余裕というか、のらりくらりとはっきりとは答えないという答弁をしていた。それに対して野党側ももう少し詰め切れないようなところがあったかと思うが。(読売新聞)
    A. 個々の質問をどうのこうのということではなくて、先ほど申し上げたように、やはり野党がばらばらであるということが、ああいう余裕を総理に持たさせているのではないかと思う。

    個々の質問よりも、本当に野党がビシッと攻めるところを攻めていけば、あのような形では私はなくなると思うのだが。そこが繰り返しになるが、非常に残念である。

    ただ、恐らく(今国会)後半は安全保障の関係になってくると思う。したがって、私もあえて、集団的自衛権の問題とか、憲法に関する考え方まで踏み込んで、必ずそういう国会に後半なるであろうと思って、我党の考え方を出したけれども、メディアでの評価よりも反応があり、戦争は絶対にしてはならないというご意見というのは結構あるので、我々はいつもの、小沢先生の言っている小沢イズムに則って、きちんとした正論を言い続けていきたいと思っている。
    ご質問とは離れたかもしれないけれども、そう思っている。


    選挙制度問題、安倍総理の第三者機関設置発言について

    Q. 今日の午前中の予算委員会質疑で、選挙制度の関連の話で安倍総理が、定数削減についてはそれぞれの党が主張するとなかなか決まらない、難しいのであれば、民間の有識者、第三者機関を設けるのがいいのではないかという発言をされたけれども、これについてどのように考えるか。(NHK)
    A. 第三者機関をというのは我党もかねてより主張してきたところだから、それは全く問題ないけれども、ただ、要は人選である。

    本当に公平な立場の人を選ぶかどうか、誰が選ぶのかということも含めて、今の安倍政権のやり方というのは、NHK人事を見るまでもなく、法制局長官の人事を見るまでもなく、本当にある意味では「色つき人事」だから、そういう第三者機関を作ったのでは、与党に利するだけなので、なかなかそう簡単に我党の考え方と一緒だからそれでいいよという訳にはいかないというところが今の政治情勢の難しいところではないだろうか。

    Q. 第三者機関設置は人選等、条件付きで認めるということか。(時事通信)
    A. 冒頭申し上げた通り、基本的には我党もそれを主張してきたわけだから、それはいいけれども、今言われた通りそこのところをきちんと見据えていかないといけないということだと思う。

     

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