よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。
1:紙媒体の読者が減少する中で、本の執筆者は楽ではない。
2:出版事情に詳しい人も次の様に述べていた。
「著作分野で大家と言われる人も、時間がたつとそれまで担当していた人が、退職する。必ずしも後継の編集者がいる訳ではない。これまでは、特定の編集者と一緒に仕事をしていたから、彼がいないと担当の編集者がいるという訳ではない。著名であるから、“私は本を出したいが、出版してくれる社はないかと一からのには抵抗感がある。」
3:出版社や、そこに働く編集者は得意の分野を持つ。これまで面識のない執筆者の著作は、すぐに出版しようとなるわけではない。
4:私が今書いているスパイ関連を見てみよう。
フレデリック・フォーサイス著『ジャッカルの日』
アメリカ探偵作家クラブが授与するエドガー賞の長編賞を1972年に受賞している。
早川書房の『ミステリマガジン

『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。
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コメント
コメントを書くいよいよ出版間近ということで、私も楽しみにしております。孫崎先生からのニコニコ生放送やXでのご発言により、出版までの険しい道のりが伺われましたから、今回のご本への思いもひとしおと拝察しております。私も出版後すぐに読ませていただきます。
それにしても、「安倍晋三元首相の殺害問題」について、言論人、知識層として掘り下げてご発言されている方を、私は孫崎先生以外知りません。左派リベラルなどは、むしろ安倍晋三、安倍政治を許さない!で思考停止してしまっており、安倍晋三の死の“意味“や“真相“を深く掘り下げ、多角的に分析する姿勢は皆無に見えます。結局、安倍は統一教会との関係性や悪行の末に、墓穴を掘ったわけでしょ、御愁傷様みたいな、カンジといいましょうか?
陰謀論の入り込む余地のない、主流権威筋メディアによる自由で民主主義的な報道を信じてスッキリ爽快で、一点の曇りもない世界に、日本の左派リベラルは浸って生きている幸せでお花畑な存在に見えます。
山上氏の裁判自体、公判前の手続きが続いているようですが、今はなにもわからない状況であり、真相に迫れるのかどうか、も不明朗と言わざるを得ません。
スパイ、諜報活動家の極致というか、究極の手段の一つには暗殺があるのでしょう。実際、そのようなことは古今東西繰り返されてきた歴史の中に沢山積み重なっています。
真相不明の暗殺事件の点と点を繋いでいき、そこに意図や意味を見いだすことは、時代や歴史を知ることに繋がると考えています。安倍晋三の死の意味を考え、探ることは、日本の政治、外交とその闇に迫ることになるのではないか?
主流権威筋メディアが一方的に流す情報以外は陰謀論という風潮は根強いですが、私自身はその風潮に抗いたいと常々考えております。そのような人生の道標として、新しい先生のご本を手に取りたいと考えています。
日本は民主主義国家だから戦前あったような検閲はないと思っている人々は多い。しかし、実際には今もそれと同質のものがあるのです。
2022年末に亡くなった菅沼光弘さんは安部暗殺事件の背景にアメリカありとした本を暗殺事件直後に出版した時、米大使館から直々に電話があり、圧力を感じたと言ってます。単なる電話ですから、検閲とは言えないかもしれませんが、それに近いものだと言えましょう。日本の戦前は共産主義が検閲の対象でしたが、今は反米精神が牽制だれているのです。
それにしても、孫崎先生のご本を出版する人が現れて良かったです。