よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。
1:紙媒体の読者が減少する中で、本の執筆者は楽ではない。
2:出版事情に詳しい人も次の様に述べていた。
 「著作分野で大家と言われる人も、時間がたつとそれまで担当していた人が、退職する。必ずしも後継の編集者がいる訳ではない。これまでは、特定の編集者と一緒に仕事をしていたから、彼がいないと担当の編集者がいるという訳ではない。著名であるから、“私は本を出したいが、出版してくれる社はないかと一からのには抵抗感がある。」
3:出版社や、そこに働く編集者は得意の分野を持つ。これまで面識のない執筆者の著作は、すぐに出版しようとなるわけではない。
4:私が今書いているスパイ関連を見てみよう。
フレデリック・フォーサイス著『ジャッカルの日』
アメリカ探偵作家クラブが授与するエドガー賞の長編賞を1972年に受賞している。
早川書房の『ミステリマガジン