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野党再編の中で、小沢一郎の考え方に対する共感の声は大きくなり得る
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野党再編の中で、小沢一郎の考え方に対する共感の声は大きくなり得る

2014-06-10 16:15

    鈴木克昌代表代行・幹事長 定例記者会見(2014年6月6日)


    6月6日、鈴木克昌代表代行・幹事長が定例の記者会見を行いました。
    会見要旨は以下の通りです。


    20140606鈴木幹事長会見


    【 冒頭挨拶 】

    今、日本維新の会の分党問題というのが非常に大きく取り上げられているわけだが、私は、これは序曲であって、ある意味では今からの壮大な再構築の幕開けではないかという気がしている。
    どことどこがどうなるということではなく、国民の皆さんの一強多弱の状況を何とかしろよという声が徐々に高まってくると思う。

    私はそういう中で、ここ2、3人から「やっぱり小沢さんが言っていることが本当に正論だね」という風に、何人かの方から言われている。これは、あまり今までなかった声で、私もあらためて小沢一郎が終始一貫変わらず言ってきたことがやはり正論なのだと、同じ党で、また幹事長として支える立場だから当たり前のことといえば当たり前なのだけれども、あらためてこういう状況になって小沢一郎という政治家の先見性、信念というのか、そういうものを(求める声というのは)、現在は何人かの人からだけれども、これはある程度大きくなる可能性を私は期待しているし、そういう可能性はあると思っている。

    それから、総理はG7に行かれて、ロシアに対しての気配りというような発言をされているようだけれども、これはアメリカ対ロシアという問題が基本的にはあるのではないかということで、結果的にはオバマさんとプーチンさんが会われると聞いているので、やはりそこが今回の一番のポイントだったのではないかと思っている。どういう話し合いになるのか、非常に注目をしている。

    それから、報道によると、G7が皆中国に対し警戒心を強める形で(共同声明が)合意されたと、そういう方向であったということは報道では聞いているけれども、これも、本当にG7の中で一枚岩であるかというのは、今後を注視していかないといけない問題ではないかと思っている。それだけ今国際社会は混沌としているということではないのかと思っている。

    いずれにしても、来週インドの首相が見えるということだが、日本とインドということがアジアの中で非常に大きな関係になっていくだろうと思っているので、ここはしっかりと対インドというものを考えていく局面ではないかと思っている。


    【 質疑要旨 】


    「小沢氏の言うことは正論」という意見について

    Q. 先ほど冒頭でおっしゃった、2、3人から小沢さんの言っていることは正論だと言われたということについて、2、3人というのは国会議員も含むのか。(共同通信)
    A. 国会議員も含めて。
    Q. 他党の方?(共同通信)
    A. もちろん他党である。我党は当然だから。それから、全然政治家ではない方からも言われている。

    野党再編の動きについて

    Q. 冒頭で、今回の維新の分党は序曲であって壮大な再構築になるとおっしゃった。野党の再編のことを念頭に置いての発言だと思うが、ドアはないとおっしゃっていた生活の党として、この流れについて党としてはどういう風に動く、動かないということを考えているか。(NHK)
    A. 再三申し上げているように、我党としては現在の動きを冷静に見極めていくということである。これは小沢代表の判断だけれども、仮にあるとしても、私はやはりじっくりと構えていくということになると思う。
    今我党がどうこうすることが、ドラマのシナリオを描けるわけではないので、これはやはり少し冷静に見極めていくということではないか。そんなに時間のかかる問題ではないかもしれないけれども、少なくとも今どうこうということはないと思っているが。
    Q. 野党再編の話になるけれども、今日、野党第一党の民主党の海江田代表が、みんなの党の浅尾代表と結いの江田代表との会談ということで、第一党がどう動くかというのも注目されると思うけれども、民主党にその序曲の段階でどういう動きを期待するか、本格的な動きになっていく中でどういう期待というのはあるか。(TBS)
    A. 前回も申し上げたけれども、やはり野党第一党は民主党だから、民主党がそういう風に考えていくかということは非常に大きいと思っている。
    ただ、今日も相次いで海江田さんが会われるということだが、私はそれによって今すぐ大きな動きになっていくという風にはどうしても思えない。まず、誰が考えても民主党の中がどうなっているかというところを見極めないと、他の方も考えの示しようがないのではないかなと思う。

    だから、まずやはり野党第一党である民主党が考え方をきちんとまとめて、そしてリードしていってもらうということが必要だと思う。それが再編の大きな流れを作っていくということになると思う。民主党が一枚岩になっていくのかとか、それからまた、若干中で離れる人が出てくるのか、そういったことは全く分からない。分からないけれども、やはりそういう動きが大きな流れを作っていく可能性があると思う。
    今日の段階でということは、私はないのではないかなと思うけれども。
    Q. 関連して、今日はみんなの党の浅尾さんと、結いの江田さんということだが、野党を巻き込んでいくという意味では、第一党の党首としては、生活、他の各党に呼びかけて会談していくというような姿勢を求めることはあるか。(NHK)
    A. 求めるというか、話があればもちろん拒むものでないし、いつでもどこでもというのが我党の姿勢だから。
    いずれにしても一番小さいのはうちだから、当然後になったって、ある意味では現状仕方がないことだと思っているから、我党に話がないのはおかしいなんていうことは全く考えていない。
    いずれかはもちろんあると思うし、その時は大きな流れが始まっているのではないかと思う。
    そこに小沢一郎の言葉というのが、出てくるのではないかという風に思うけれども。
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