最近、記者ということもあって、
ちょくちょく生主ブロマガの記事と放送をチェックしている。

そこで前々から疑問に思っていたことがある。
それは「生主ブロマガは暗黒放送のブロマガなのか」ということだ。

いま、生主ブロマガは「2つの方向のどちらに進むのか」という分岐点にいる。
その2つの方向とは、
「横山緑を中心に、企画放送を続けていく」
「色んな生主が協力し、企画放送を続けていく」
である。


▼その1:暗黒放送の有料版

こちらはよくリスナーから、
「もはや生主ブロマガじゃなくて、暗黒ブロマガだな」
と皮肉を言われたりする方向だ。

実際に9月中に予定している企画放送を見ると、
①アサリ群生地潜入、1時間にバケツ5杯捕獲ok。
②吸血ヒルに血を吸われて健康になろう。
③猟友会同行!イノシシ狩に行こう!
④農園24時間企画、牛・鶏・豚。農園体験リアル「銀の匙」
⑤「プロカメラマンの道」第二弾・えりりか編
とあり、完全に横山緑が中心になっている。
これでは、「暗黒放送を有料で見ているだけだ」と言われても仕方がない。

そもそも記事は有料会員でなくても見れるのだから、
現段階で有料会員になっている人の多くは、
「お金を払って横山緑の放送を見に来ている」
と言えるだろう。


※「横山緑が狩る!」シリーズの1シーン。
いつもの暗黒放送とあまり変わり映えはしない。
 
 
▼その2:色々な生主が協力するチャンネル

もう1つの方向。
これは前編集長が目指していたスタイルだろう。
「協力生主23名と共にブロマガ記事の執筆や、企画放送を行っていく」
ものだ。

「様々な生主が登場する」
「普段関わらないような生主同士が、一緒に企画放送をする」
そういった魅力をお届けする有料チャンネル放送。

ここでの編集長や副編集長(横山緑)は、
前に前に出ていくよりも、上に立って指示する立場であり、
「放送での司会役、番組がスムーズに進行するようなサポート役」
「企画会議放送(MTG)や放送外での会議で、企画提案をする」
「協力生主との連絡、出演調整などを行う」
「記者から投稿されたブロマガ記事の校正」
といった仕事をする立ち位置だ。


※第1回目の放送である生主ブロマガ発表会では、
協力生主を2名を呼び、凡会長・編集長・副編集長の5名で放送していた。


▼リスナー・有料会員はどちらを求めているのか


ブロマガ記事だけで判断すれば、後者の道で進んでいる。
少し前までは、記事投稿が「横山緑」「力也」の2人だけだったが、
編集長引退&新編集長就任ごろから、新規の記者が増え続けている。
記事投稿数も最近では1日に3~4本に増えている。

生放送では、横山緑が企画放送をする前者の道になっている。
いま、有料会員になっている人たちは、どちらの方向を求めているのだろうか。

「横山緑が見たいんであって、他の生主はいらねーからすっこんでろ」
という暗黒放送の有料版の気持ちで入っているリスナー。

「おいおい、色んな生主が楽しいことやってくれるっていうから金払ってんだぞ」
という生主同士の企画放送を楽しみに入っているリスナー。

このどちらもを納得させるのは難しい。
重要なのは、ふらふらした状態でお金を払わせていることだろう。

方向性をはっきりさせ、
「生主ブロマガはこのようなやり方で進めていきます!」
と決めなければ、

「よく分からん無名の生主とかいらないから横山緑を出せ」
と言われ、
「横山緑とその取り巻きばっかじゃなくて、たまには他の生主だせや」
とも言われ続けるだろう。


▼肝心の横山緑自身はどうおもっているのか

たぶんだが、
「暗黒放送の有料版」と思われていることは嫌がっている気がする。

なぜなら、
「生主ブロマガなんだから、俺だけが目立つのものじゃないんだよなぁ」
という言葉をたびたび口にしているからだ。

さらに、前回の放送でも、「カメラマンへの道」に対して、
「俺だけが撮るんじゃなくて、他の生主にも撮らせるとかして欲しい。
それを放送で使って、どっちの写真が良いかって対決するとかでいいじゃん」
というような発言もしていた。

自分だけにスポットライトが当たるのは嫌なのだろう。
横山緑自身はあくまで「様々な生主が協力して~~」の、
「様々な生主の一人」としていたいようだ。

ただし、
「ある程度の権力は持っていたい、しかし責任は負いたくない」ため、
副編集長の座を譲る気はなさそうだ。
 
 
とうふちゃん記者名:とうふちゃん
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