3月6日に元大手生主の田口さん、8日に大手生主のNERさんを短期の新住民に迎え、「生主ハウス」が再び脚光を浴びています。ニコ生出身で現ツイキャス大手の石川典行さんも短期居住の可能性があるということで、様々な生主コラボが見られるのではないかと話題になっています。一方、現在テレビでもテラスハウスという番組が行われこちらも話題です。ここで、改めてシェアハウスというものについてレビューしてみたいと思います。
シェアハウスの類型
シェアハウスに関して話題となった本といえば、久保田裕之さんの「他人と暮らす若者たち」です。本では若者の定義について書いてありませんが、多少幅広く考えればいいもののようです。ちなみに細かい分類だと、「生主ハウス」の場合は個室有りの一軒家ということで広義のシェアハウスとしてのハウスシェアのようです。シェアハウスの利点と難点
シェアハウスを選ぶ動機は金銭面の理由の他に、家族の延長や家族の替わりの意味合いが本では重要視されています。同世代や「生主ハウス」で言えば同じ放送の趣味を持つ仲間との生活であったり、他人という異った価値観の人を通して改めて自分を再発見することであったり、コラボ配信の可能性だったりと、いろいろな利点がありそうです。もちろん利点だけでなく難しい点もあります。几帳面な人とそうでない人との価値観の違い、相互関与や干渉の度合い、金銭感覚の違い、などがあるようです。配信者はクセが強いかもしれませんので、その場合注意が必要です。共用スペース
シェアハウスには共用スペースというものがあります。これについて、気になる人が動くという形式が本のケースでは見られるようで、また炊事のレベルが下がると言うことが挙げられています。明確な事前ルールが少なめで、ネットやノートなどのコミュニケーションによって問題解決が図られるようです。「生主ハウス」では共用スペース以外にもツイッターを活用しているようです。インキュベータ的役割
さて、「生主ハウス」および「生パラ」の場合、普通のシェアハウスでなく生放送配信者が配信を行い、配信に限らず成長していくことをも支援しているように見えるので、インキュベータの役割も多少持ち合わせているのが特徴的と考えられます。インキュベータは主にIT系ベンチャー企業を成長させるための施設でITインフラ支援やソフト支援などが行われるのが特徴です。法規制強化報道とこれから
シェアハウスは便利なのですが、ある業者が違法(脱法)ハウスを作りそこで火事があり、不幸なことに人が亡くなった事件があったこともあり、法規制が強化されるといった報道を見ました。法律論について深く立ち入ることは避けますが、一般社団法人の「日本シェアハウス・ゲストハウス連盟」という団体が交渉等活動を行っており、うまく行くように願うところです。「生主ハウス」 http://house.namahoso.com/ [リンク]
記者名:九成宮(きゅうせいきゅう)プロフィール:某大学院修了。文系。リスナー目線+学術視点を取り入れた記事を目指す。配信計画を立てていたが諸事情にて凍結中、すみません。Twitter:@9sei9
コメント
コメントを書くamみたいな大家だったら絶対に住みたくないなぁ
あいつが一番のキチガイだもの
>>1
実際に大家さんになると運営の苦労などもあって見えてくるもの思うことがあるのかもしれないですね。
大家さんにはがんばってほしいものです。
たしかにあの大家のシェアハウスには住みたくないわ
勝手に住人じゃない第三者が麻雀深夜にしたりするような家怖くて住めない
>>3
生主ハウスの場合第三者の来訪は住人の責任者がいる上でということにしているみたいですね。シェアハウス自体に拒否感がある方もいますし、先の了解事項もあるので、感覚で慣れる部分があるのかもしれません。
シェアハウスの法的規制ですが、本日以下の記事が出ていたので紹介させていただきます。寄宿舎並み規制を撤回へ 国交省 -毎日新聞” http://mainichi.jp/select/news/20140324k0000e040240000c.html また、本記事で参考にした図書は「他人と暮らす若者たち」久保田裕之著、集英社新書となります。