みなさんこんにちは!小林剛です!
ついに第五期天鳳名人戦が始まりました!
1~2節を振り返ってみたいと思います。
■運営よりお知らせ
「第五期 天鳳名人戦」の過去放送はYouTubeでご覧いただけます!
まず注目したのが初参戦のコーラ下さいさんと就活生@川村軍団さん(以下シュカツ)。
まず同卓してビックリ(゜□゜)!
コーラ R2368
シュカツ R2367
なんたる数字か。R(レーティング)の数字に慣れていない人にはわかりにくいかもしれませんが、このRというのは平均順位等から計算される数字で、2000を超えるとかなりの上級者、2200を超える人はめったに見られません。
この2300後半というのはありえないほどの数字。打つ前からいきなりこんなところで威圧してくるとは(゜Д゜)。。
今期から組合わせ方式が変わり、1節の中で前半後半で卓が変わることになりました。このやり方によると、6節前半までの11回で全員と3回(6半荘)ずつ当たるというのです!こんな素晴らしい組合わせを作ることができる方がいて、それを提供してもらえるとはありがたいですね。
そして6節後半は、それまでの順位による卓組み。ここで下位4人の敗退が決まるのです。
さて、前回(7月5日放送)の牌譜検討で一行飛ばしちゃった取り上げられなかった局面から見ていきましょう。
第1節2回戦 南2局。
多井がダントツで、2~4着の争い。
そこで3着めの私にこんなピンフのみのテンパイが入りました。
ラス目との点差、567三色への変化、赤やドラを引いての変化、リーチ棒の重さなどを考えると、普通は
を切ってダマテンに構える点数状況です。
ところが私の決断は
切りリーチ!
競っているとはいえ、放銃は絶対にしたくはないであろうコーラと独歩。
この情報の少ない場況からでも必死に安全牌を探して凌ごうとするでしょう。
するとこの場況で唯一目立つのは2枚の
です。
これを持っている人がいればすぐに切られる可能性は高く、そうなればもうこちらの勝ちは決まったようなもの。
使い切れなくなったワンチャンスの
が打たれるのも時間の問題でしょう。
また相手が
を持ってなかったとしても問題ありません。
横に繋がりにくい
を掴んだ人は放銃するかオリるしかないのです。
つまり
切りリーチは、
切りダマテンよりも相手のアガリを減らしつつ、
さらに
が出やすくなるのです。
結果は山にずべて残っていた
をツモり、裏も乗って5200のアガリに。この半荘は無事2着で終わることができました。
さて2節8回戦を終えての成績は。
1 163.7 20.46 8 2/ 3/ 3/ 0 2.13 Ⓟ小林剛
2 116.1 14.51 8 4/ 1/ 1/ 2 2.13 独歩
3 113.3 14.16 8 3/ 3/ 0/ 2 2.13 就活生@川村軍団
4 100.9 12.61 8 3/ 1/ 3/ 1 2.25 Ⓟ石橋伸洋
5 49.9 6.24 8 2/ 1/ 4/ 1 2.50 Ⓢ福地誠
6 27.0 3.37 8 2/ 3/ 1/ 2 2.38 Ⓟ堀内正人
7 -32.6 -4.07 8 1/ 0/ 6/ 1 2.88 Ⓟ渋川難波
8 -61.4 -7.68 8 2/ 3/ 0/ 3 2.50 ASAPIN
9 -83.9 -10.49 8 2/ 2/ 1/ 3 2.63 すずめクレイジー
10 -87.3 -10.91 8 1/ 4/ 0/ 3 2.63 Ⓟ多井隆晴
11 -102.7 -12.84 8 2/ 1/ 2/ 3 2.75 太くないお
12 -203.0 -25.37 8 0/ 2/ 3/ 3 3.13 コーラ下さい
お、ラスなしで首位(゜∀゜)
R2300超えの天鳳位二人のプレッシャーにも負けず、今回は無事に優勝争いができそうですね。
次回、天鳳名人戦 第三節は8月28日(金)20時から!