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マインドフルネス
について解説します。

間違えないでほしいのが、マインドフルネスとマインドフルネス瞑想は違います。


マインドフルネスは気付きという意味。

マインドフルネス瞑想とはマインドフルネスな疑念と瞑想を組み合わせて行う瞑想法。


ヨガは、マインドフルネスな考え方にヨガを取り入れています。最近は、ヨガと食事を結びつける事によって、メンタルを良くしていこうとする動きが盛んです。


瞑想と他のものを結びつける前の段階の、そもそもマインドフルネスとは何かと言うことをお話していきたいと思います。


今回の参考図書は『スタンフォード大学 マインドフルネス教室』です。

スタンフォード大学 マインドフルネス教室

スタンフォード大学 マインドフルネス教室

posted with amazlet at 18.01.04

スティーヴン・マーフィ重松 
講談社 
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この本、難しいですけれど、マインドフルネスの概念をここまでわかりやすく解説しているすごい本で、おすすめです!


宗教関係の本とか聖書とか、抽象的な概念に触れていない人が読むとスピリチュアルになりかねない本です。Amazonのレビューを見ても、スピリチュアルな感じの人が「この本いい!」と書いていたりしますが、マインドフルネスはそういう話ではないです。


普通の本をみなさんが、一回読んで理解出来るとしたら、この本は5~6回くらい読まないと理解できないです。目次だけ見てもわからない。いい本なんですが、何回も読まないとしっくりこない。


それは、著者の重松さんが悪いとかではなく、マインドフルネスの考え方自体がすごく難しいからです。概念で理解するとすごく難しいので、じっくり読んでほしい本です。



脳がオートパイロット状態=脳が自動運転です。


なんとなく朝起きて、なんとなく過ごして、一日が終わります。酔っ払っても家に帰っている、あれは人間の体が自動運転になっているから起こります。


 自動運転状態はあまり良くない状態です。これはとても脳のエネルギーを消費しています。



現代人は自動化が起きていて、良い点もある反面、自分が何者であるかわからなくなってしまったり、物事に喜びを感じられなくなってしまったりしています。



マインドフルネス=気付きもっと細かいところ、普段見逃しているところを観察することによって

先入観を持たずありのままを見る事が出来る。それが心の平穏に繋がる。


すごく噛み砕いて説明すると、「最近、足元にある小さな花に気付いたのはいつですか?」といった感じの、大事な事に気付こう!本質に気付こう!とゆうことです。


ブッタが、瞑想で亡失に気付くといった事をしていますが、それに近いです。つまり、『悟った』ということがそうです。



マインドフルネスとマインドフルネス瞑想をやっていくと、どういった事が起きてくるかというと、扁桃体が薄くなって感情に左右されなくなったり、怒りづらくなったり、人に優しくなります。


8週間のマインドフルネスプログラムを受けてもらって、受けた人と、受けていない人で比較する実験では、松葉杖をついた人が電車の中にいた時にどれだけの人が席を譲るかといった実験をしたところ、


マインドフルネスプログラムを受けた人 50%

マインドフルネスプログラムを受けていない人 16%


の人が席を譲る様になったという結果が出ています。他人の感情に気付けるようになったのです。



自分にとってもいい影響があります。ただ素直になったわけではなく、利他的な行動を取ると、自分の幸福度が増加する事が解っています。

自然に共感能力が高まったり、他人の為に行動出来る様になったり、そうすることで幸せになったり、変なストレスから開放されるわけです。


マインドフルネスは実際の生活に使えます。

人の話を聞く時、食事をする時、作業をいている時も活用していくことが出来るのです。


日常生活の中からマインドフルネスの感覚をどう取り入れていくかを考えていきましょう。




マインドフルネスのABCと呼ばれているものがあります。


A;Awareness 自分が何をしているのか 気付くこと

B;Being 価値判断、評価を下さない

C;Clarity 物事をあるがままはっきり伝える事




Awareness


例えばご飯を食べながらテレビを見る人は、食べる事に集中できていないブラインドネスです。


【マインドフルネス≠ブラインドネス】


食べることに対する喜びを感じられない、満足感が得られなくなっている状態です。

自分が何をしているかとゆうことに気付く事が目的です。

何をしているかをきちんと理解していると、自分の満足度も高まるし得体の知れない怒りや不安からも開放されます。



Being


物を見ることに気付く、自分がしている事にも気付くが、その行動が良いことなのか、悪いことなのか判断を下せず、ただただその行為をしている自分が存在している。

判断を下さない、価値評価を下さない状態の事です。



Clarity


物事をあるがままにはっきり伝える事です。

よくわからないなではなくはっきりとこれ!と伝える事。明確に物事を捉えるとゆう事です。

なんとなく今自分が不安ではなく、自分が何が不安なのかを追求して明確にする事です。



この3つのABCを組み合わせて考える。


自分のしていることが、良いとか悪いとか、辛いとか苦しいとか楽しいとかを考えず、自分がしていることをありのままはっきり捉えましょう。


というのがマインドフルネスです。



BとCが矛盾している様に感じる方がいるかも知れませんが、良いか悪いかの判断を下すことと、明確な形で見る事は全く意味が違ってきます。


例えば、自分が不安になっていることが良いか悪いかといったら悪い。では自分が今すごく悪い状態だと凹んでしまうことが、判断下せない状態です。


判断が下せていないなと、あるがままに捉えた時、自分が今何を不安と感じているのだろうか、を明確にしていくのは良いか悪いかの判断を下してはいません。




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