「俺の人生を変えた曲!」としてゲームミュージック編、小学生の思い出編を紹介しましたが、今回はBOØWYを知るきっかけについてお話します!
俺には2歳年上の姉がいた。ゲームとは無縁な人だが、幼少期からトレンドに敏感で、それでいて自分の趣味嗜好が明確かつ、こだわりも併せ持つ女性だった。たとえば「たのきんトリオ」なら野村義男、「シブがき隊」なら布川敏和と男の趣味がとにかくコアだったのをよく覚えている(笑)。そんな姉は「こういう洋服がかっこいいよ」「こういう音楽聴いてるとかっこいいよ」と、俺に大人の情報を提供してくれるのだ。
1985年、姉は中学受験に成功し、貧乏人だらけ(失礼)の東京下町以外にも交友関係を拡大。ますます大人でトレンドな情報を仕入れてくるようになっていた。 そんなある日、姉は俺に"ある一言”を発した。
「BOØWYってバンドを聞くといいよ」
姉は面倒見のいい女性なので、誰かから