初めましての方は初めまして、知っている方はこんにちは。ミカドさんで『燃えろ!ジャスティス学園』をプレイしている「れしお」です。

 8月にラスベガスで行われた「EVO2019」のサイドトーナメント「AnimEVO2019」に参加してきました。そのときの旅の様子や感想、なぜ参加をするようになったのか等を書いていこうと思います。

 拙い文章ではありますが、「興味があって、これからEVOに参加してみよう」と思う方の参考や手助けになれば嬉しいです。

【EVOに行きます!】

 6月18日の昼、Twitterである情報が流れてきました。

「AnimEVO2019で『Project justice』のトーナメント開催されます」とのこと。

 今回、『Project justice』(※日本では『燃えろ!ジャスティス学園』)がAnimEVO(EVOのサイドトーナメント)の種目として初めて選ばれたのだ。

 その情報を聞いた瞬間、私はいても立ってもいられず、大会の情報を調べ始めました。

 「開催場所/アメリカ・ネバダ州ラスベガス「マンダレイ・ベイ」 開催日/8月2日~3日」

 そして今日(※情報を見た日)は6月18日ーーということは開催まで残り1ヶ月半しかないってこと!? 旅行の予定は基本的に2~3ヶ月前から計画・準備する私ですが、国内ならまだしも、今回行こうとしている場所は一度も行ったことがない海外。しかも準備期間はたったの1ヶ月半! どうやって準備すればいいのか、右も左もわからない状態なので、今回は見送ろうと考えました。

 そんな考えをした時、『燃えジャス』が種目に選ばれるより前に、友人や家族と話をしたことを思い出しました。

 隣町のゲーセンで知り合い、一緒に遊びに行ったり、食事をしたりする仲である友人のSさん。今は家庭があるので、会える機会も減ってしまいましたが、ときどき電話をくれる良い友人です。

 そんなSさんと遊びに行った時「れしおさんは何かの種目でEVO出ないの?」と言われたことがあった。私は「燃えジャスはマイナーなゲームだから選ばれたことがないし、たぶんこの先も選ばれなさそう。でも、もし選ばれたら出場して優勝したいですね!」と言ったところ、「難しいか。でも『燃えジャス』選ばれるといいね」という言葉をかけられたのを覚えています。

 そしてもうひとつが家族との会話。私がゲーム好きであることを家族は知っているのですが、プロゲーマーの活躍がTVのニュース番組で特集されていたとき、「海外のゲーム大会ってすごいね。○○(私の本名)は出ないの?」という話になり、「私がやっているゲームは昔から好きでやってるゲームだし、マイナーすぎて開催されることはないと思う」と話すと、「選ばれたら応援するのにねぇ」なんていう会話をしていました。

 準備期間や初の海外、仕事の休みやお金の悩みなど、不安になる要素がたくさんあり、EVOへの参加を諦めようと一度は思いました。ですが、この友人や家族との会話を思い出した時にーー

 「今回の燃えジャス大会に参加しなかったら後悔するのではないか?」

 「もしかしたら最初で最後のEVOでの大会になるかもしれない」

 と考えたら体が勝手に動いて、Twitterで「パスポートってどうすればもらえるの?」とツイートをしていました(笑)。不安はあるけれど「自分の心はEVOに参加したがっている!」と確信しました。

 世界中で開催されている『スパII X』大会にも参加しているTMFさんの助けもあり、パスポートの取得の方法を教わりながら、私はEVO参加の準備を開始しました。