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 おつかれさまです、ハゲです。

ピンボールにおいて磁力はギミックとして多用されています。はじまりは遡ると70年代になるようで、ボールを固定させるために磁力を用いたのが最初のようです。有名なのは『Black Knight』のMagna-Saveですね。1980年の台。


 動画のとおり、リターンレーンの上に磁力を発生させるエリアがあり、アウトレーンにいきそうなボールを吸い寄せてくれます。後々の台にも同じ機構を採用する台はありますが、フリッパーボタンとは別途のボタンを用意し任意で発動出来るパターンと、キッカーのように条件を満たすと勝手に発動するパターンの2つに分かれています。

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また、救済用ではなくボールを所定位置に固定するために磁力を使う台もあります。STERNの『ELVIS』とかがそうですね。

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 画像右上、黄色丸の位置に磁力エリアがあります。条件を満たすとここでボールが止まり、すぐ下のサードフリッパーから所定のレーンを狙うイベントが始まります。プレイヤーにしっかりと何をやるのかを説明するための時間を作っているんですね。こういうのは大抵ホールを使い「ボールをホールに入れる→イベントスタートかつ説明→ホールからボールが吐き出される」という流れがありがちですが、それを磁力固定で行うのはオシャレですね。

 引き寄せる力もあれば斥力を利用したギミックもあります。有名な所はWilliamsの『Addams Family』でしょうか。

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 フィールド中央のランプ「THE POWER」が点灯すると発動。ランプ周辺をボールの通過しようとすると軌道を反らすように磁力が働きます。このままだとアウトホールに直行するボールを救ってくれることもありますが、けっこう不規則に反れるのでまぁまぁ困りますね。

 あとは以前も取り上げましたが『Twilight Zone』のマグナフリップも代表格かと。

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 フリッパーボタンを押すと紅白円に仕込まれた磁力が働きボールが反発。小さいフリッパーで弾いたようにボールが動いてくれます。これがやってみると楽しいんですわ。

 磁力の使われ方はまだありますので次回も書いていきます。