• このエントリーをはてなブックマークに追加

cresc.さん のコメント

生物学上の分類と栄養学や調理学上の食品としての分類は違う。
そして輸出入されるトマトは消費者が食品として消費するために買っているから食品としての分類に従うべきなのは道理だろう。
なにも哲学的に両方OKという話ではない。
関税を定めるためという答えを絞る前提条件があって明確に結論の出る話だから米裁判所は野菜と判断した。
トマトが果物と判定されれば他の野菜と関税格差が生じてトマトが安ければ需要が集中、高ければ需要が逃げて全体のコントロールを失う。
No.11
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今年、家庭菜園でトマトを育てていて、これって野菜を育てていることになるのよね? と疑問に思ったあなた。その質問は誰に聞くかによって答えが違ってきます。 image via shutterstock 1893年、アメリカ合衆国最高裁判所はニックス対ヘッデン事件で、 植物学的には果実であるという事実にもかかわらず、トマトを野菜とみなす という判決を下しました。オックスフォード植物学辞典によれば、フルーツ=果実には以下のふたつの定義があります。 厳密には成熟した子房とその中身をいう。一方、広くいえば果実は熟した子房と種子だけでなく、それに付随した他の構造を含むこともある。(オックスフォード植物学辞典、朝倉書店) この定義を説明するために、もっと一般的な果物、たとえばリンゴについて考えてみましょう。植物学者はリンゴの果心を果実だと考えます。なぜなら芯の部分が、種子と熟した子房に該当するからです。 しかし、果実の大まかな定義からすれば、リンゴの実全体(果心と芯のまわりの果肉)もまた果物だと考えられます。 一般的な園芸“野菜”には、 キュウリやカボチャ、ピーマン、それからトマトなど、本来は果実とみなされるものが含まれています 。 野菜とは、根、塊茎、茎、葉などを含む、植物の果実ではない食用部分すべてのことで、ジャガイモ、ニンジン、葉物野菜、フェンネル、タマネギは真の野菜の例です。 では、どうしてトマトが法的に野菜と定義されることがそんなに重要だったのでしょうか。1883年、国産の野菜生産者を守るために、 輸入野菜には関税が制定されていました。 image via shutterstock 1886年、原告(ニックス)は、西インド諸島からトマトを輸入しました。ニューヨーク港の関税の徴収官(ヘッデン)は、 トマトを野菜だとみなして税金を課しました 。原告はしぶしぶ税を納めたものの、ヘッデンを訴えます。 トマトは植物学的には果実であり、したがって野菜として税金をかけられるべきではない というのです。 あなたはどう思いますか? トマトはフルーツ? 野菜? 訴訟はついに最高裁までもつれこみました。司法は、 トマトは植物学的な定義では果実に該当する が、 消費者はトマトを野菜だと考えており、したがって法的にもそのように定義されるべきである と決定したのです。 野菜、果物どちらも重要です もやしに栄養はあるの? 実は意外にありました 意外なことにもやしにはビタミン、ミネラルなど多くの栄養素がバランスよく含まれています。その高い栄養の秘密は発芽パワーなのだそう。 https://www.mylohas.net/2018/08/172806diet_bean_sprout.html?test201808 もっと食べるべき? それとも控える? 卵にまつわる6つの話 実は卵はもっと食べたほうがいいかも。完全栄養食とも言われ、小さいサイズで栄養たっぷり。立派なスーパーフードです。卵にまつわる6つの話を集めました。 https://www.mylohas.net/2018/08/173427egg.html?test201808 Willi Evans Galloway/ Are Tomatoes Fruits or Vegetables? Actually, They're Both 訳/Maya A. Kishida
MYLOHASちゃんねる
「生き方キレイ」をコーディネート「マイロハス(MYLOHAS)」。

クローゼットの扉をあけるようにマイロハスを覗いて、気分に合わせて情報をセレクト。自分らしい「生き方キレイ」をコーディネートしてみてください。