醜貌さん のコメント
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心と体に起きる不調は、心が警報を鳴らしているサイン。この警報に気づくことができると日々のストレスも軽くなります。 vol.1 に続き、今回は、 折れない心を作るための認知行動療法の実践のコツ を紹介します。難しく考えずに、 軽い気持ち でトライしてみてください。 やる気が出ないときの「休む」は逆効果になることも 「具合が悪いわけでもないし元気はあるんだけど、なんだかやる気が湧かない……」。やる気が湧かないときは、みなさんどんなことをするでしょうか。 少しでも心を軽くしようと、テレビやスマホを眺めたり、ゲームをしたり、ひとりでお酒を飲んだりする人もいるかもしれません。 image via Shutterstock それで気持ちや体が楽になるかというと、 かえっていろんなことが頭に浮かんで 寝られなくなったり、悪いほう悪いほうへと考えが向かって落ち込み、よけいに 辛くなって結局時間を無駄にしてしまった りして、罪悪感にさいなまれることも。 私たちは「体を休めなきゃ」「何もする気がおきない」といって、気がつかないうちに 自分を苦しめる行動を取ってしまっている ことがあるのです。 特に落ち込んでいるときは「まずは体を休めよう」と考えて何もしないでいたほうがいいと考えるときもあるでしょう。 しかし、やる気スイッチを入れるために活用してほしいのは、 「休む」ことではなく、認知行動療法の「行動活性化」 という方法です。 image via Shutterstock 行動活性化とは、 やりがいのある行動や楽しい行動をすることによって心を活性化する方法 です。 「やってよかった」「心が軽くなった」と思える行動を増やしていくことで、心に元気が戻り、やる気も湧いてくるというものです。 とはいえ、どうすれば心が軽くなるか、自分自身ではっきりと 理解している人は多くありません。 自分が自分のカウンセラーになる image via Shutterstock 自分の行動を振り返る「セルフモニタリング」 うつ病などの治療では「週間活動記録表」というものを用い、 毎日「何をしたか」を書き込み 、そのときに感じた楽しみや喜び、達成感がそれぞれ何%くらいだったかをします。 こうして 自分自身の気持ちが軽くなる行動 や、逆に 辛くなる行動 は何かを客観的に探していきます。しかし、忙しい毎日を過ごしている私たちには細かく書いていくのが難しいことも。 そんなときは「こころの天気図」を使って、 気持ちが晴れたものを「晴れ」 気持ちが変わらないものを「くもり」 辛くなったものを「雨」 としてその日の行動を振り返ってみましょう。 うつ病などの治療では「週間活動記録表」というものを用い、 毎日「何をしたか」を書き込み 、そのときに感じた楽しみや喜び、達成感がそれぞれ何%くらいだったかをします。 image via Shutterstock 毎日忙しくて数値まで細かく記載できないということであれば、 気持ちが晴れたものを「晴れ」、気持ちが変わらないものを「くもり」、辛くなったものを「雨」 としてその日の行動を振り返ってみましょう。 そうすることで、意識しないで繰り返している自分の行動を振り返ることができ、心を軽くする行動と、逆に辛くする行動がひと目でわかるようになります。 そして、この記録をつけた後は、 どのような行動を、どの時間帯にする と気が晴れそうかを考えていきます。 「日常的にしなければならないこと」「どうしてもやる必要のあること」以外で、自分自身が楽しめる行動や、やりがいのある行動、心が軽くなる行動を増やしていくのです。 理想を高くしすぎないことがポイント 自分にできる具体的な行動を立て、できることから少しずつ始めていきます。例えば「友達とお茶をする」ことが、楽しめる行動だと計画を立てます。 しかし、友達の都合が悪ければその計画はうまくいかない可能性があります。「自分にできる具体的な行動」というのは、他の人の都合で左右されるものではなく、 自分の行動だけで成果が決まるものを選ぶ ということ。 ですから「友達とお茶をする」という計画も「友達をお茶に誘う」というふうに計画を立てていきます。 また、大きな活動ではなく、 小さく計画していく のもコツ。家の掃除をするときも「リビングのいらないものを捨てる」「掃除機をかける」「必要なものをしまう」と、 やっていく順番に細かく計画を立てていきます 。 出典元:『こころのスキルアップ・プログラム 認知療法・認知行動療法の視点から』 生活を振り返ってみて、気持ちが楽になる行動が見つからないときは、これまでやってきて 楽しかったこと、やりがいを感じたこと を探します。 運動をする、音楽をきく、絵を描く、マッサージを受けるなどでもOK。逆にぼーっと空を眺める、お風呂にゆっくり入るなど何もしないでいる行動でも大丈夫です。 image via Shutterstock 行動したあとには、 その結果を評価 してみます。ここで大事なのは、できたかorできなかったかではありません。 うまくいったのは何がよかったか、うまくいかなかったのは何が原因かを考え、 できることを少しずつ増やしていくのです 。どの行動が役に立つかは、行動してみないとわかりません。 例えば、Aさんは体を動かしたり、仲のいい友人たちとのおしゃべりが、心が晴れてスッキリするのに対し、Bさんは、読書をしたり、音楽を聞いたりと、ひとりでいる時間を作ることによって心が晴れるということがあります。アクティブなほうだと思っていても、実はひとりの時間がないと心が辛くなるという場合もあります。 image via Shutterstock 普段、何気なくやっている行動が、ストレスになっていることもありますし、 あまり気が進まないと思うことも、やってみる といい気分になることもあります。 この天気図で自分はどんなときに楽しい気分になって、どんなときに落ち込むのか、分析していくのです。 最初はスケジュールに「晴れ」「くもり」「雨」を書いていくだけでOK。 データを積み重ねていくこと で、自分だけのやる気スイッチを押す方法が自然にわかってくるようになります。 自分で自分を見てあげて 自分を大切にしたいあなたへ。身体が気持ちよくなる10分間のヨガ くじけやすいセルフケア、ずぼらでも毎日続く7つのコツ
「生き方キレイ」をコーディネート「マイロハス(MYLOHAS)」。
クローゼットの扉をあけるようにマイロハスを覗いて、気分に合わせて情報をセレクト。自分らしい「生き方キレイ」をコーディネートしてみてください。
クローゼットの扉をあけるようにマイロハスを覗いて、気分に合わせて情報をセレクト。自分らしい「生き方キレイ」をコーディネートしてみてください。
行動しないままで状況が悪化してもいいなら別にいいと思う
ただしそれによって周囲に迷惑をかけないのが条件
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