• このエントリーをはてなブックマークに追加

ゲストさん のコメント

タオルは脱水終わった後レンジでチンしてホカホカにしてから干してる
No.3
54ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
梅雨の時季になると増えるのが、 なぜか「クサいニオイ」が復活する服 。 ちゃんと洗ったはずなのに、着て外出するとニオイ出す──その原因は部屋干しではなく、“衣類の状態”にあると話すのは、「洗濯王子」こと洗濯家の中村祐一さん。 ニオイがついてしまう本当の理由 や、 ニオイを防ぐ洗濯のコツ をうかがいました。 「部屋干し臭」の実態は「雑菌臭」 暑くなってくると自分の汗のニオイが気になりますが、人がクサくなるのは体臭のせいだけではありません。 意外にパンチ力のあるニオイを放つのは、じつは「服」。とくに 部屋干し臭 、 生乾き臭 と呼ばれるあのニオイは、本人が気づかぬうちに発散されていることもよくあります。ちゃんと洗濯しているにも関わらず、なぜあんな不快なニオイがついてしまうのでしょうか。 中村さん : あのニオイを部屋干しのせいにする方が多いのですが、 部屋干しが原因ではありません 。 汚れがちゃんと落ちていないからニオう んです。 そう話すのは、「洗濯王子」の愛称で親しまれる洗濯家の中村祐一さん。そもそも、よくいう「部屋干し臭」「生乾き臭」というネーミング自体がおかしいと指摘します。 中村さん : 実態は「 汚れ残り臭 」「 雑菌臭 」というべきものです。 一番の原因は皮脂汚れ 。 梅雨時は雑菌が繁殖しやすく、皮脂汚れが菌のエサになるんですね。その菌が排泄物を出すと、それがニオイの原因になります。 僕も1年中部屋干しをしていますが、汚れをちゃんと落とせばニオうことはありません。 洗濯物がクサくなる「3つの条件」 中村さんによると、 洗濯物がクサくなる「3つの条件」 があるとのこと。 中村さん : 汚れ と 水分 と 菌 。これら3つの条件が揃うと、洗濯物はクサくなりやすくなります。 もうひとつ、「 濡れている時間=雑菌が繁殖する時間 」というのもポイント。濡れた衣類をすぐに洗わない、洗濯機の中に洗い終わった洗濯物を放置する、部屋の湿気でなかなか洗濯物が乾かない……というのが、よくあるケースです。 洗って乾燥させるまでの間に、皮脂と雑菌を完全に取り除くことが洗濯のゴール 。 じつは雑菌は、空気中にも洗濯槽のなかにも漂っています。洗濯物を濡れたままにしておくと、そこに雑菌が移って増殖してしまうというわけです。 トレーニングウェアはクサくなりやすい 特定の衣類に「雑菌臭」がつきやすいのも、「3つの条件」が関係しています。バスタオルやトレーナー、ジーンズなど、水分が乾きづらい厚手の洗濯物はその筆頭。意外なことに トレーニングウェアもクサくなりやすい のだそう。 中村さん : 吸湿速乾性の機能性ウェアは、じつはニオイが残りやすい です。ポリエステルなどはもともと水分を吸いにくい素材なのに、水分を吸うように改良されていたりします。そこに汚れが入り込んで、雑菌が繁殖しやすくなるんです。 汗をかきやすいこれからの季節、発汗量が多い人や、脂性肌の人は要注意。トレーニング後すぐにウェアやタオルを洗えないときは、 “仮干し”をして水分を飛ばしておくとクサくなりにくい といいます。 何回洗濯しても「なんかクサい」が生まれる理由 一度ついた「雑菌臭」は、ふつうに洗濯し直してもなかなかニオイが取れません。それは、衣類のなかに皮脂汚れが残って雑菌のエサになり、雑菌が元気に繁殖中だから。そのまま時間が経過すると、 繁殖した雑菌は「雑菌臭」 をもたらし、 皮脂汚れは「黄ばみ」 となってあらわれてきます。 中村さん : 洗い立てはクサくなかったのに、外出先で自分の服のニオイが気になるときがありますね。あれは、汗が菌のエサになり、繁殖を促してしまうから。 それと、ニオイは水分を含んだものの方が広がりやすいので、汗の水分で「雑菌臭」が強くなるということもあると思います。 中村さんいわく、 ニオイや黄ばみは「ここが調子が悪いよ」という衣類からのメッセージ であり、服にとっての病気のようなもの。適切な処置をすることで、病気は回復すると話します。 洗濯家の中村祐一さんに聞く、なぜか「クサい」が復活する服をよみがえらせる方法。後編では「クサい」を防ぐ洗濯のコツや、「雑菌臭」がついた衣類をリカバリーする方法をご紹介します。 「クサくない人になる方法」をもっとチェック! 咳やくしゃみで飛び出る「白い塊」の正体。潰すと異臭漂う「ニオイ玉」とは 「足がクサい」に要注意! 今年は汗がニオイやすいわけ 中村祐一(なかむら・ゆういち)さん 洗濯家。長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。「洗濯から、セカイを変える」という信念のもと、2006年から「洗濯アドバイス」という分野を切り開いてきたパイオニア。「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアにも多数出演。 取材・文/田邉愛理、企画・構成/寺田佳織(マイロハス編集部)、Photo by Getty Images
MYLOHASちゃんねる
「生き方キレイ」をコーディネート「マイロハス(MYLOHAS)」。

クローゼットの扉をあけるようにマイロハスを覗いて、気分に合わせて情報をセレクト。自分らしい「生き方キレイ」をコーディネートしてみてください。