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ティーポさん のコメント

話題になった次亜塩素酸水を洗濯機に入れてつけ置き30分でOK,水酸化ナトリウムの入っていない塩素で殺菌するので色落ちリスクも少ない。
No.2
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
洗濯したのに衣類がニオう! 梅雨時になると気になる「クサいニオイ」が復活する服のリカバリー方法を、洗濯王子こと中村祐一さんに取材。 衣類がクサくなる「雑菌臭」の実態を明らかにした 前編 に続き、後編では 頑固なニオイを退治する洗濯のコツ を教えていただきます。 「雑菌臭」を退治する洗濯のステップ 「部屋干し臭」「生乾き臭」などと呼ばれる、洗濯後の衣類のニオイ。その正体は、洗濯時に皮脂や雑菌を落としきれなかったことから生じる「 雑菌臭(汚れ残り臭) 」でした。 洗濯家の中村祐一さんによると、「雑菌臭」は洗濯のやり方で予防できるとのこと。ステップごとにコツをご紹介します。 1.洗う前/すぐ洗えないときは「仮干し」を 衣類に皮脂汚れがつくと、その汚れをエサとして雑菌が繁殖し、雑菌が出す排泄物がニオイの原因になります。 衣類は濡れた状態だと雑菌が繁殖しやすくなるため、汗や水で湿ったまま放置するのはNG。すぐに洗えないときには、 風通しのいい場所に「仮干し」 して水分を乾かしておきましょう。 2.洗うとき/「お湯洗い」で雑菌を退治しよう 洗濯では皮脂と菌をいかに落とすかがポイント。 どんな洗剤よりも落ちるのは「お湯洗い」 です。 だいたい 40℃ 、要は体温くらいの温度のお湯で洗うこと。50℃を超えるとタンパク質系の汚れが固まり、生地も傷みやすくなります。 お湯洗いをするには残り湯を早めに使うか、お風呂の前にお湯をとっておき、それで洗うとよいでしょう。残り湯を使うときは、洗剤をやや多めに入れると残り湯の汚れも洗剤で包めます。 洗うときにお湯であればよく、すすぎは水でかまいません。お風呂のお湯を洗濯機に引けない方は、 洗濯前にお湯につけ置き をするとよいでしょう。 3.干すとき/表面積を広げ、空気を動かす 洗濯物の表面積を広げた状態 で干し、さらに 空気を動かす のがポイントです。シャツなら襟を折らずに立て、ボタンは外しておく。ハンガーも細いものではなく太いもので、服の表裏がくっつかないようにするとよく乾きます。 次に干す場所ですが、お風呂場なら換気扇、部屋ならエアコン・扇風機・サーキュレーターなどの風を当て、空気が動く状態を作ることが重要。梅雨時は エアコンを除湿 にするか、除湿機を使うのもおすすめです。また、エアコンは 暖房にするとよく乾きます 。 一度ついてしまった「雑菌臭」はどうする? 一度ついてしまった「雑菌臭」はとても頑固。洗い直してもニオイが取れないときは、やはり処分するしかないのでしょうか。 中村さん : 大丈夫、テクニックしだいでリカバリーは可能です。 使うのは、 ワイドハイターなどの酸素系漂白剤 。僕は粉末の酸素系漂白剤の主成分である「 過炭酸ナトリウム 」を常備しています。 40℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かして30分ほどつけ置き し、それから通常の方法で洗い直してください。漂白剤には除菌効果があり、粉末の酸素系漂白剤は弱アルカリ性で皮脂やタンパク質汚れにも効果的。かなりニオイが取れるはずです。 スポーツウェアの「汗クサ」解消法 上記の方法は、汗臭さが落ちにくいスポーツウェアの洗濯にも応用できます。 前編 でお伝えしたように、吸湿速乾性の機能性ウェアは「雑菌臭」がつきやすい衣類のひとつ。下記の手順で洗濯するのが中村さんのおすすめです。 洗い桶に40℃くらいのお湯を5Lくらい入れる。 いつもの洗剤を小さじ1杯くらい溶かす。 プラスアルファで酸素系の漂白剤を大さじ1杯くらい溶かす。 20~30分つけ置きして、その後いつもどおりに洗濯する。 中村さん : 酸素系漂白剤は粉末のほうが洗浄力が高い ですが、 液体のほうが生地にはやさしい です。スポーツウェアの汗のニオイなら、液体で十分落ちると思います。 便利な洗濯グッズが逆効果に? 最近は「すすぎ1回」で洗えるドラム式洗濯機や、よい香りの柔軟剤など、便利な洗濯アイテムがいろいろ登場しています。しかし、これらが逆にニオイや黄ばみの原因になることがあるとのこと。 中村さん : 要は 洗濯って、洗剤の助けで衣類から水に汚れを移す ことなんです。 ドラム式洗濯機の節水機能はエコですが、汚れを移すための水が不足すると、服から汚れを完全に落とすことはできません。 そして柔軟剤は香りを衣類に残すものですが、洗剤からすれば汚れと一緒。次の洗濯のときに、洗剤が柔軟剤を落とすほうに取られてしまうため、皮脂を落とすための洗剤が足りなくなってしまいます。 洗剤を入れずに汚れを落とす洗濯グッズもありますが、毎回「洗剤なし」というのは考えもの。衣類の状態はその時その時によって違うので、状態に合わせて洗濯方法を決めないとニオイや黄ばみが出てくる可能性があると中村さんは話します。 中村さん : ニオイや黄ばみ は、洗い方のせいで 汚れが残ってしまっているという服からのメッセージ です。 外出先で衣類の「雑菌臭」が気になるときは、 除菌スプレーも一時しのぎ にはなります。でもニオイの大元は落ちていないので、応急処置にしかなりません。 「クサい」が復活してしまったら、お湯洗いや漂白剤などで正しい処置を。ニオイや黄ばみがすっきりして、着心地もぐんとよくなりますよ。 「クサくない人になる方法」をもっとチェック! 体臭、口臭、加齢臭、汗のニオイ……「クサくない人になる方法」6つ 「体なんぞ、洗ったこともない」。とってもクサそう。不潔の歴史 中村祐一(なかむら・ゆういち)さん 洗濯家。長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。「洗濯から、セカイを変える」という信念のもと、2006年から「洗濯アドバイス」という分野を切り開いてきたパイオニア。「洗濯王子」の愛称で、テレビ・雑誌など各種メディアにも多数出演。 取材・文/田邉愛理、企画・構成/寺田佳織(マイロハス編集部)、Photo by Getty Images
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