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寒いこの時期は、コンビニのおにぎりでもスパゲッティでも、すぐに温めてもらいます。
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それは、「食べものは、何でも温かいほうがおいしいし、ダイエットによさそう」って思い込んでいたから。
でも、ヤセたいときは、じつは冷たいまま食べたほうがいいものもあるのです。
ダイエット中は冷たいおにぎりメディアで人気の医学博士の池谷敏郎さんの著書『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)に、こんな言葉がありました。
「冷たいごはんの方が血糖値が上がりにくく、脂肪がつきにくく、便秘解消にも役立つ」
「ごはんに含まれている糖質(でんぷん)は、温度でその性質が変わります。ごはんが冷える過程で、でんぷんは消化されにくい糖質(resistant starch/レジスタントスターチ)になり、小腸で消化・吸収されにくくなるのです」
(本文P90より抜粋)
ダイエット中は、体に吸収されにくい「冷たいおにぎり」。
しっかり栄養がとりたいときは、「温かいおにぎり」。
糖質のしくみを知っていれば、同じおにぎりでも食べかたが変わってきます。
たとえば、きつねうどんよりざるそば。ナポリタンよりパスタサラダ。
少しでも太らないように、はじめから冷たいメニューをチョイスするのもアリです。
もちろん、糖質以外のおかずは、いままで通り温めて食べてOK。体は冷やしすぎないように、温かい場所で食べることも心がけたいポイントです。
写真/Shutterstock
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