ときには、自己表現のためのアウトプットにだってなってくれます。
でも、どうしても制限されてしまうのがオフィスシーン。デニムがダメだとか、スカートのとき素足はダメだとか、暗黙のルールのおかげで、ファッションの幅が狭まってしまいます。
80年以上も続く、老舗レッグウェアブランドそんな限られたなかでも、自分なりにファッションを楽しみたいときに選びたいのが「Pierre Mantoux(ピエールマントゥー)」のナチュラルストッキング。
ピエールマントゥーは、1932年にイタリアで生まれた、80年以上もの歴史を持つ老舗レッグウェアブランド。パリコレクションに出るような有名メゾンの商品を手がけたり、かつては故・ダイアナ妃も愛用していたりと、まさに実力と実績を兼ね備えています。
そんな歴史と実力が示すように、ピエールマントゥーのストッキングは、良質で履き心地の良さも抜群。
「本当に良いもの」を身につけるからこそ、気分だって高まるのです。
汗をかく夏場でもするっと履ける触り心地ピエールマントゥーの数あるアイテムのなかでも、絶大な支持を集めているナチュラルストッキング。
グリッティ編集部は、実際にインタビューをして、その人気の秘密に迫ってみました。
編集部(以下、編):イタリアの女性って生足のイメージがありました。でもすごくナチュラルなストッキングを履くって聞いたんですけど、実際はいかがですか?
ピエールマントゥー(以下、ピ):そうですね。日焼けさせて素足を見せるっていう女性ももちろんいますが、イタリアでもヌーディなストッキングはとても売れています。とくに人気なのが、「NUDE 15(ヌード 15)」。
NUDE 15 3,600円(税抜)
ピ:透明感があって、素足に見えるくらいヌーディなタイプです。締め付けがなくて、肌をふわっと覆ってくれるので、すごく気持ち良く履くことができます。
編:触り心地がやさしいですね。履いた感じも、パウダーファンデーションを薄づきさせたみたいにきれい。
ピ:さらっと素足感覚で履けるので、夏場はとくに重宝されてますね。
編:汗かいているときにストッキングってすごく嫌だけど、これならするするって履けちゃいますね。
履いても脱いでも。とことん美しさを追求VELOUTINE 0 3,600円(税抜)
ピ:ほかにも人気なのが「VELOUTINE(ベルーティン) 」シリーズ。2015年に登場した「VELOUTINE 0」は、イタリアでも日本でも支持されてますよ。「NUDE 15」よりもピタッと肌に吸い付くんだけど、それが全然窮屈じゃなくて、とてもさらっと履けます。いちばんの特徴は、つま先の縫い目が、指の裏にくるようになってるんです。
編:おもしろい! これならオープントゥの靴でもきれいに履けますね。それに、クロッチ部分がすごく丈夫。
ピ:そうなんです。クロッチ部分をしっかりと作っているので、下着をつけなくてもそのまま履けるんですよ。あとは立体縫製で、ヒップとウエストをしっかりとガードして、履いたときにずるずると下がることもありません。
編:安心感がありますね。あれ、日本のストッキングによくあるランガードもないみたいですけど、これも何か意味があるんですか?
ピ:ピエールマントゥーでは見た目の美しさを追求しているので、ランガードはつけずに、オールスルーで作っています。脱いだときも美しく、ということを意識してるんです。
編:履いても脱いでも美しく、ですね。こだわりがすごい。
FLOU 5 4,500円(税抜)
ピ:素肌感、ということでいうと「FLOU 5(フルー 5)」もとてもヌーディです。厚さが5デニールなんですけど...。
編:すごく薄いですね! 透け感が上品。
ピ:じつは、5デニールよりも薄いものっていまのところないんですよ。いまは製造中止になってしまったんですが、以前は「FLOU 3」という3デニールのストッキングを作ってたこともあるくらい、薄さにもこだわっています。
編:そんなに繊細なものを作れるなんて、それだけ技術力があるっていうことですよね。
うっかり伝線を防ぐコツ脚の素肌感を大切にして、美しく見せてくれるナチュラルストッキング。
でも、いつも頭を抱えるのが、伝線です。気をつけて履いているつもりなのに、気づいたときには破れている...。
そんな、悩ましい伝線問題の解決策を聞いてみました。
編:ストッキングって知らないうちに伝線しちゃうのが悩みで...。伝線しにくいコツなんかはありますか?
ピ:まずは履くとき。引っ張って履くんじゃなくて、全体を一回たぐり寄せてから、つま先からゆっくり履くだけでもだいぶ違いますよ。爪に引っ掛けて破れることもありません。
編:急いでるときってつい無理やり履こうとしちゃうんですけど、これからは気をつけます。
ピ:あとは洗濯。一応手洗い表示が付いているんですけど、手洗いだと爪とか指輪に引っかかって、逆に破れやすかったりするんです。
編:たしかに。この間手洗いしてるときに、指のささくれでストッキング破ったばっかりです...。
ピ:私は洗濯ネットに入れて、洗濯機に入れちゃってますよ。もちろん洗濯ネットのなかにはストッキングしか入れませんし、色の濃いものと薄いものはわけてます。干すときもなるべく他のものにひっかからないように気をつけてますね。
編:気をつかってあげれば洗濯ネットで洗ってもいいなんて、それはうれしい。あと、とくに破れやすいのがヒールを履いたとき。脱ぐと高確率でつま先が伝線しちゃってます...。
ピ:そうですね、ストッキングとかタイツって、どうしてもつま先の部分にいちばん負担がかかるんですよ。なので、つま先のところはこまめに前に引っ張ってゆとりをもたせておくと、持ちが全然違います。ヒールがある靴を履くときはとくに負担がかかりやすいので、履く時点で少しつま先を引っ張っておくといいですよ。
編:そんな裏技があったんですね。こうやってていねいに扱ってあげてたら、ストッキングも長く履けそう。
これまでは、繊維のテカリや肌の色との違いが気になって、なかなか履くことはなかったストッキング。
でも、ピエールマントゥーのナチュラルストッキングは、「履きたい!」と心から思わせてくれました。
取材・文/グリッティ編集部
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