Instagramとか、Twitterとか、Snapchatとか、新しいSNSが次々と誕生するいま。

食わず嫌いはせずに、どんどん挑戦していきたい気持ちです。

利用規約、ちゃんと読んでる?

新しいSNSを始めるときに必ずしなくてはいけないのが、利用規約やプライバシーポリシーの確認。

「個人情報を扱うものだから、しっかりと理解しておいたほうがいいんだろうなぁ」と思いつつ、だいたいは読み飛ばして"同意する"ボタンをクリックしてしまう自分がいます。

じつは、イギリスにある子どもの人権団体「Children's Commissioner」によれば、多くの利用規約は大学院生以上の教育を受けた人でないと、読みこなせないような言葉で書いてあるのだそう。

また、文章のボリュームも、たとえばInstagramの場合だと、英文で3万文字以上にものぼるとのこと。

なるほど。利用規約を読む気がまったく起きない理由がわかりました。

インスタの子ども向け利用規約がすごくわかりやすい

そんな、利用規約・プライバシーポリシー読み飛ばし勢に朗報。

兄弟メディア「ギズモード・ジャパン」によれば、Children's Commissionerの発案で、Instagramの利用規約が子ども向けに翻訳され、しかもとてもわかりやすいとのこと。

以下は内容の一部です。

・私たちはあなたの個人情報を保管し、利用し、Instagramと関係する会社と共有することができます。そのなかには、あなたの名前、メールアドレス、学校、住所、写真、電話番号、「いいね」やその取消、行った場所、誰と友だちになっているか、Instagramを使う頻度、その他誕生日やプライベートメッセージ(DM)を含めた会話の相手などの個人情報が含まれます。

・私たちは、あなたが興味をもったものを監視し、それに関連した広告を送ることができます。あなたにはそれを止めることはできません。またそれが広告であることは、わかりやすいとは限りません。

・私たちは、どんな理由でも、あなたのユーザーネームを使わせないようにすることができます。

(「ギズモード・ジャパン」より引用)

「私たち」=Instagram、「あなた」=ユーザー、ということですね。

うんうん、かなり読みやすくなっています。

インスタはイギリスのローティーンに大人気

翻訳されたのがなぜInstagramかというと、イギリスでは、12〜15歳の半分以上、8〜11歳の43%がInstagramを利用しているからなのだそう。

そのため、子どもが利用規約をしっかりと理解せずに使っていることを問題視し、子どもでも理解できるようにとInstagramの利用規約を翻訳したのです。

それにしても、子どもだけじゃなくて、大人だって理解している人は少ないんじゃないかと思われる、利用規約・プライバシーポリシー。

こんなにわかりやすく書き直せるんだったら、もともとの文章自体を見直したほうがいいのでは? と思わずにはいられません。

[ギスモード・ジャパン, QUARTZ]

写真/Shutterstock 文/グリッティ編集部

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