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ふとさみしくなる秋は、自分の本質に気づける季節 #東京ときどき心理学
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ふとさみしくなる秋は、自分の本質に気づける季節 #東京ときどき心理学

2017-09-03 06:00
    こんにちは。

    心理カウンセラーの小高千枝です。

    今年の夏はちょっと不思議な天気でしたね。

    大雨が続き、ちょっと肌寒さを感じたと思ったら、猛暑で汗びっしょり...。

    自然に逆らうことはできませんが、気圧や気温の変化によって自律神経が乱れやすくなり、心身ともに疲れやすい環境を生み出しているなぁと感じていました。

    自分にとって大切なヒト、モノ、コトと向き合ってみる

    そんな夏も終わり、秋はもうすぐそこ。

    秋の風を感じるようになると、ふと切なさを感じることがありませんか?

    ついこの間まで夏祭りや花火大会など、非日常的な盛り上がりのなかにいましたが、その環境から一転、徐々に静かでおだやかな日常へとシフトしています。

    そしていまは、日常に戻るさびしさと、疲れた心をいたわりたい気持ちと、相反する気持ちが芽生える時期でもあります。

    一度ここで自分のペースを取り戻し、自分にとって大切なヒト、モノ、コトと向き合ってみてもいいかもしれません。

    気持ちを形にしてみることが、自分を知るための第一歩

    私たちの生活は、非日常よりも日常が大半をしめています。自分にとって心地よい"日常"を自分に落とし込んでみましょう。

    まずは短かった夏を思い出してみてください。

    「楽しかったなぁ」と思い出に浸ったり、「あんまり夏らしいことできなかったなぁ」とちょっと後悔をしたり、さまざまな気持ちが芽生えることと思います。

    そういう気持ちが芽生えたら、それをビジュアル化してみましょう。

    気持ちのビジュアル化とは、

    ・自分を無条件で受け入れてくれる信頼できる相手に、気持ちを言葉で伝える

    ・お気に入りのノートや手帳などに書き出す

    ・スマホにメモや録音をする

    ・映画やドラマ、本など、理由もなく惹かれるものに気持ちを投影する

    ・身近でできる思いついたことをやってみる

    などです。

    他者評価を意識するのではなく自分はどうありたいか? 本来の自分を見つめ、自己評価や自尊心を高めるために、素直な気持ちを形にしてみてください。

    心のなかや頭のなかで考えているだけだと、勝手な思い込みが発生していることもあります。

    書き出したり話したり、自分の内側を表現することで、自分自身の気持ちの質や重みを実感することができるのです。

    ビジュアル化してみると、「楽しかった」と思っていたことが、意外と一時の感情で盛り上がっていただけだと気付いたり、うらやましいと思っていた友人の話が、じつはそれほど望んでいないことであったり。

    自分自身の価値観や本質に気づくきっかけになります。

    また、感覚的に惹かれる映画やドラマなども、いまの自分に必要なことや欲していることの投影だったり、思いつきでの行動も心の奥に秘めている感情を示すものだったりもします。

    難しく考えず、自分を知るアイテムであり、自分自身が心から豊かになるためのツールとしてポジティヴにとらえてみてください。

    秋の深まりとともに静かに流れるおだやかな時間。自分を見つめる自分時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

    >>連載「東京ときどき心理学」をもっと読む

    写真/Visual Hunt

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