そこで、話すのが苦手だと思っている人に向けて書いてある本を探してみました。『頭のなかのモヤモヤが言葉になる話し方レッスン―話し上手な人がしている「ビジュアル話法」の使い方』(こう書房)。このなかから、あなたの自己紹介をつまらなくしてしまっている注意点を3つご紹介します。
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1. 自分の気持ち
「強い思いを伝えようとしても、ロクなことにはならない!」
思いは言葉ではなかなか伝わらないので、自己紹介は「客観的で簡潔に」を心がけたほうがいいよう。ひとりでヒートアップしても、男子から引かれるだけですよ。
2. 専門的な用語
「『むずかしい言葉、分りにくい表現』のチェックは、特に注意が必要です。(中略)『漢字』として目にすれば、すんなり意味がとおる言葉でも、音を聞いただけでは取り違えやすい言葉があるからです」※原文ママ
漢字もそうですが、自分の仕事場では普通に通じる言葉のなかに、じつは専門用語が混ざっていたりしませんか? 男子に「○○って何のこと?」なんて聞かせて、相手の自尊心を落とさないように注意しましょう。
3. 最近のうれしかったこと
「私たちはつい『これはイイ話だから、とりあえず入れておこう』『こんな話題も一つくらいあったほうがいいかな』と挿入しすぎてしまいます。しかし、それは大間違い」※原文ママ
いきなり最近の自分に起きた事件を話し出す女子のことを、男性は「よくしゃべる女だなぁ」と思うことはあっても、「話のネタがたくさんあってすごいなぁ」とは思いません。自己紹介は短くわかりやすく終わらせて、その後にいろいろなネタふりをするといいですね。
この本は、会社でのプレゼンから結婚式のスピーチまで、話をするときならいつでも使える言葉のコツについて書いてあります。
1対1、1対多数、グルー プそれぞれの条件でどんな話をすれば「話上手でおもしろい人」「この人の話をもっと聞きたい」と思われるのかが簡単にわかります。人前で話すことに自信がない人は一度チェックしてみては?
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