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■好きなタイプを否定すると...
先日、ある飲み会で、「モテ」と「非モテ」の分かれ道を目の当たりにしました。それはまるでモーゼが海を渡るときのようにはっきりと!
そのきっかけとなったのは、ひとりの男性のある発言。シャイなイケメンくんの彼は、「Aくんはどんな女性がタイプなの?」という質問にこんな風に答えたのです。
「石原さとみさんみたいな人かな。清純でかわいいし」。
Aくんのこの答えに真っ先に反応したのが、残念ながら非モテ反応をしたB子ちゃん。「えー! 石原さとみって清純派じゃないでしょ。エロいでしょ。しかもあざといでしょ。Aくんってもしかして見る目ないの? なんかがっかり〜!」
私は「あかん...あかんよ、B子ちゃん、その反応は」と心の冷や汗をかいてしまいました。Aくんの好きなタイプを聞いたのは、じつはB子ちゃんだったのです。
それなのにあろうことか全否定。これではAくんの立つ瀬がありません。
案の定、B子ちゃんにいじられてしまったAくんは、心なしか意気消沈して「そうかな。CMでもめちゃかわいいじゃない?」とモゴモゴ。私がAくんだったら「否定するくらいなら、聞くなよ!」と怒鳴りたいくらいです(笑)。
■好みのタイプは否定してはダメ
そこに参戦したのがC美さん。普段から「気遣いの女王」と言われる彼女は、男性はもちろん女性からも信頼の厚いモテ女子なのです。
「石原さとみちゃんいいよね。私も憧れる!」とAくんを応戦。しかしB子ちゃんは食い下がり続けます。「えー、つーか、男ってやっぱり上辺だけしかみないのね、ブツブツ」。
はい。はっきりと「モテ」と「非モテ」に大きな分かれ道ができたことは、みなさんもおわかりですよね。つまり、男性の好みのタイプを聞いたら、それを否定してはダメなのです。
誰だって、好きなモノを否定されたら嫌な気分になりますよね。たとえば、「これ、かわいい〜」と手にしたものを、男子から「それのどこがかわいいの。これだから女って...」なんて言われたらイラッときちゃうでしょ。それとまったく同じことなのです。
■何事もまずは肯定して認める
モテ女子・C美ちゃんは、その点ベストな反応をしました。Aくんの答えを肯定して褒めているからです。
普段からモテている女子としての余裕なのかもしれないけれど、そのもっと手前に「人への気遣い」を感じることができます。この気遣いができることこそ、モテの基本なのです。
男性の好みのタイプは否定せず、いったん肯定して認めましょう。否定してしまったら、一気に「非モテコース」のレールを突っ走ることに。ご用心を!
Young woman image via Shutterstock