大切な記念日や誕生日を忘れられて、彼とけんかになってしまうことがあります。また、日々の会話のなかでも、男性は「そんなこと言ったっけ?」とすぐに内容忘れてしまいがち

自分との思い出や会話を忘れられるのは、とても悲しいことですよね。もしかすると、「自分は大切にされていないのかも......」と不安に感じる人もいるかもしれません。

でも、じつは心配することはありません。これって、男性にとっては仕方のないことだったのです。



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■脳の違いが男女の思い出に影響を与える

女性は、記念日はもちろん、初デートで行った場所、そこでの会話の内容までしっかりと覚えています。反対に、行った記憶はあるものの内容までは覚えていないというのが男性。

じつはこの違い、男女の脳の造りに原因があるのです。

自分が体験したことに関する記憶を「エピソード記憶」と言います。人間は、時間や場所、そのときの感情などが混ざり合いそれを経験として覚えています。

女性は、このエピソード記憶が得意なため、「初デート」というワードだけで、行った場所やお店を思い出し、その記憶から連鎖させ会話の内容も思い出すことができます。

しかし、女性に比べるとエピソード記憶が苦手な男性は、過去の出来事を詳しく思い出すことができません。

そんな男女脳の違いから、記憶のずれが生じてしまうのです。

■忘れてほしくないことは形で残そう

彼が大切な記念日や思い出を忘れていて、怒りたくなる気持ちもあるでしょう。でも、ここは女性であるあなたが広い心を持ちましょう。

「女性の方が何でも覚えすぎているから仕方ない」と思うことができれば、彼への苛立ちも少しは薄れるはずです。

また、どうしても忘れてほしくないことがあれば、言葉ではなく、文字や写真に残すようにすると効果的。それらをきっかけに、彼も忘れていた記憶を思い出しやすくなります。

男女で異なる「記憶の仕組み」さえ知っていれば、彼の記憶があいまいでも、許してあげる気持ちになれますね。

Young couple image via Shutterstock

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