すべて 会員無料 298件 投稿が新しい順 再生が多い順 コメントが多い順 マイリスト登録が多い順 コメントが新しい順 再生時間が長い順 投稿が古い順 再生が少ない順 コメントが古い順 コメントが少ない順 マイリスト登録が少ない順 再生時間が短い順 会員無料 4:26 フカボリ #062【AppleとGoogleが笑う「スマホ新法」】 今回のテーマは『スマホ新法』についてである。具体的には、AppleやGoogleが、アプリ外での決済を認める一方で、そこに最大15〜20%の手数料を課す方針を示している件についてフカボリしてみたい。一見すると、「外部決済が解禁される」という見出しは前進のように思える。だが、実態をよく見ると、不可解極まりない構造が保たれていることに気づく。というのも、外部決済を利用しているにもかかわらず、プラットフォーマーに手数料を支払わなければならないというのだ。これは論理的にどう考えてもおかしい。独占禁止法の観点からこの問題を整理してみよう。規制の本来の趣旨は、巨大プラットフォーマーがその独占的な地位を濫用し、不当に高い利用料を課している現状を是正し、社会的利益を守ること。その前提に立てば、現状の「30%」という手数料率は、明らかに暴利と言わざるを得ない。(続く) 14 0 0 2025/12/23(火) 08:00 会員無料 2:43 ありか、なしか! #062【ロート製薬、新卒採用のエントリーシート廃止】 今回のテーマは、ロート製薬が新卒採用においてエントリーシート(ES)を廃止するというニュースについて。結論から言おう。これは間違いなく「あり」である。そもそも、今の時代においてエントリーシートという代物には、もはや何の意味もなくなってきている。生成AIの普及により、誰もが整った文章を自動生成できるようになった今、そこにあるのは均質化された「正解のような文章」ばかり。個人の本質など到底見えやしない。そして、この形骸化したエントリーシートの背後にセットで付いてくる「SPI(適性検査)」という存在である。これも断言するが、(続く) 13 0 1 2025/12/23(火) 08:00 会員無料 2:03 ありか、なしか!#061【EV“重量税”】 今回取り上げるのは、「EVに“重量税”を課すことを検討している」というニュースだ。結論から言えば、これはなしである。もし仮に「車の重さに応じて税金をかける」という考え方を、すべての車種に一律で適用するのであれば、まだ理屈は通る。普通自動車も、EVも、ガソリン車も、トラックもバスも、すべて重量ベースで課税する。そこまでやるなら、議論の余地はある。しかし、今回検討されているのはそうではない。(続く) 21 0 0 2025/12/16(火) 08:00 会員無料 3:05 フカボリ #061【「スマートグラスの本命」がついに出た!】 Googleが来年投入予定と発表した「Gemini」搭載のAIグラス。いわゆるサングラス型のAIグラスで、Meta(旧Facebook)に対抗する形で本格的にこの市場に参入する。そんなニュースが報じられた。この分野はこれまで、MetaのOculusに代表されるようなヘッドマウントディスプレイ型が主流だった。Appleも「Apple Vision Pro」を投入したが、現実世界を覆うような大型デバイスを常時装着する体験そのものが、日常用途にはまったく向かなかった。視界を遮り、装着のハードルも高く、結果として一般消費者向けには普及しなかったと言っていい。 その点で、今回のGoogleのAIグラスは決定的に違う。(続く) 30 0 0 2025/12/16(火) 08:00 会員無料 4:19 ありか、なしか! #060【過熱化する「中学受験」】 最近、SNS上で「中学受験の是非」を問う議論が相次いでいるという。そこで、今回は中学受験について、ありかなしかを考えてみたい。僕の結論は明確で、中学受験は“なし”だと考えている。なぜ中学受験に反対なのか。その理由を順を追って説明していきたい。まず第一の理由は、中学受験というものが、ほぼ100%親の意志によって行われているという点だ。(続く) 30 0 0 2025/12/09(火) 08:00 会員無料 3:39 フカボリ #060【ドラッグストアの「激安カップ麺」に喜んではいけない】 最近、「ドラッグストアの経営統合」のニュースを見る機会が増えた。先日も、ツルハホールディングスとウエルシアホールディングスの経営統合が完了し、売上高2兆円規模という日本最大のドラッグストア連合が誕生するというニュースが報じられた。また、特に地方に行くと顕著だが、ドラッグストアの新規出店も増えている。世の中はまさに“ドラッグストア戦国時代”だ。通常、こういった業界内での競争激化は、消費者にとってメリットになることが多い。しかし、ドラッグストアに関しては素直に喜べない事情がある。今回は「なぜドラッグストアの食品はあれほど安いのか、そして増えているのか」という点から、この問題をフカボリしてみたい。結論から言えば、これは単なる企業努力の話ではない。行政の歪み、あるいは政策の失敗とも言える、日本特有の極めてマズい構造的問題が背景にあるのだ。まず、ビジネスモデルの基本構造を理解する必要がある。(続く) 33 0 1 2025/12/09(火) 08:00 会員無料 2:19 ありか、なしか!#059【Apple、ミニアプリのアプリ内課金手数料を15%に引き下げ】 Appleがミニアプリのアプリ内課金手数料を15%に引き下げるという発表をした。これはもちろん「あり」だ。ただ、“ミニアプリ限定”にとどめる理由がよく分からない。これは本来、すべてのアプリに適用すべき措置である。まず、Apple全体の事業構造を見ればわかりやすい。App Storeの手数料収入は、Appleの売上全体の中ではごくわずか。iPhoneという巨大なハードウェア事業やサービス事業のスケール感からすると、アプリ課金の30%は“主要ビジネス”とは到底言えない。さらに言えば、(続く) 32 0 0 2025/12/02(火) 08:00 会員無料 3:27 フカボリ #059【ナノバナナはクリエイターの仕事を奪わない。むしろ…】 今週の「深掘り」のテーマは、話題の『Nano Banana Pro(ナノバナナプロ)』についてである。私も実際に試してみたが、正直なところ、その性能の高さには驚愕した。まさに「凄い」の一言に尽きる。圧倒的な画力を持っており、特に動画生成やアニメーション制作の領域においては、完璧と言っても差し支えないほどのクオリティを誇っている。これは、間違いなく、いわゆる素人が制作するUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の質を飛躍的に向上させるだろう。これまで技術的なハードルによって表現できなかったアイデアも、このツールがあれば具現化できるからだ。しかし、今のところ「これさえあればイラストレーターは不要になる」という結論には至っていない。 事実、問題点もある。(続く) 33 1 0 2025/12/02(火) 08:00 会員無料 3:51 ありか、なしか! #058【「自宅のコンセントが足りない」問題】 今の家に住んでいて、「コンセントが足りない」と不便を感じている人は多いのではないだろうか。 スマホにタブレット、PC、空気清浄機と、我々の生活には給電すべきデバイスが溢れかえっている。にもかかわらず、なぜ日本の住宅はこれほどまでに電源確保に苦労するのか。 なぜコンセントが足りないのか。それは、Panasonicが策定している「一部屋あたりの推奨コンセント数」といったガイドラインが、現代のライフスタイルに対してあまりに時代遅れで、全く機能していないからだ。 つまり、Panasonicは未来予測ができない会社なのだ。 28 0 0 2025/11/25(火) 08:00 会員無料 6:10 フカボリBiz #058【日本の家電メーカーさん、炊飯器を作るのもうやめませんか?】 20年ほど前まで、日本のメーカーが作る電気炊飯器は世界最高水準と言われていた。しかし、この業界は、大きな問題を長年抱えている。「作っているメーカーが多すぎる」のだ。この異常な産業構造こそが、競争力を削いでしまっている。 この市場の力学を整理してみよう。 昔から電気炊飯器市場には、象印マホービンやタイガー魔法瓶といった専業に近いメーカーが存在する。彼らにとって炊飯器は、売上の2割から3割、あるいはそれ以上を占める主力事業だ。 経営トップもその市場を熟知しており、社運をかけて製品開発に取り組んでいる。そのため、市場にインパクトを与えるようなイノベーションや、尖った新製品は、大抵こうした専業メーカーから生まれるのである。(続く) 30 1 1 2025/11/25(火) 08:00 会員無料 2:34 ありか、なしか! #057【パスポート保有率、約6人に1人の17%】 日本のパスポートの保有率が、ついに17%まで落ち込んだらしい。実に、6人に1人しかパスポートを持っていないという計算になる。かつて最盛期には55%、つまり国民の半分以上がパスポートを持っていた国が日本であったことを思えば、これは驚くべき数字だ。理由はいくつか考えられるが、やはり最大の要因は円安だろう。海外旅行が高嶺の花になってしまい、「今さら海外なんて行けないよ」と感じる人が増えている。もちろん、いまや海外の情報はネットを通じていくらでも手に入る。しかし、画面越しに見るのと、実際にその地を訪れるのとでは天地の差がある。現地の空気を吸い、人と触れ、食文化を体験して初めて見えるものがある。そう考えると、6人に1人しかパスポートを持っていないという現状は、「なし」だと感じる。(続く) 26 0 0 2025/11/18(火) 08:00 会員無料 4:35 フカボリBiz #057【AI時代に光る「おじさん力」】 今週のフカボリは、先週に続いてAI時代の話である。「ゴルフと会食で仕事をつくるおじさんが、なぜAI時代に強いのか」という記事が出ていたので、それについて少し異なる視点を述べたい。◆「ゴルフと会食で仕事をつくるおじさん」が、なぜAI時代に強いのか? AIネイティブ世代が追いつけない決定的要因記事の主張はこうだ。ゴルフや会食で“人間的なネットワーク”“信頼関係”“貸し借り”を積み上げるのはAIにはできない能力であり、だからこそAI時代でもおじさん・おばさん世代は強い、と。だが、これは本質を取り違えている(続く) 31 0 1 2025/11/18(火) 08:00 会員無料 3:00 ありか、なしか! #056【イーロン・マスク氏の「150兆円規模」の報酬案、Tesla株主が承認】 今週の「ありかなしか」は、イーロン・マスク氏の報酬をめぐるニュースだ。Teslaの株主総会で、総額150兆円規模の報酬案が承認されたという。これはもう、常識を超えた金額である。 現在、Teslaの時価総額は約150兆円前後。つまり、会社そのものと同じ規模の報酬が設定されたということになる。もちろん、150兆円をすぐに手にできるわけではない。この金額に到達するのは、Teslaの時価総額が1,000兆円規模になった場合の話だ。つまり、現状の約6倍にまで成長することが条件であり、これは相当ハードルの高い設定である。ただ、株主はそれを理解したうえで承認した。ある意味、マスク氏の「夢」に賭けたということだろう。だが、時価総額1000兆円というのは、常識的に考えればかなり非現実的な数字に聞こえる。でも、だからこそ意味がある。(続く) 22 0 0 2025/11/11(火) 08:00 会員無料 7:29 フカボリBiz #056【AI時代に「億万長者のブルーカラー」が生まれる理由】 今週のテーマは「ブルーカラービリオネア現象」について。◆米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者「ミリオネア」は資産100万ドル。「ビリオネア」は資産10億ドル。今、アメリカで「ブルーカラービリオネア」という現象が起きている。いわゆる肉体労働者から、ビリオネア級の大富豪が生まれているというのだ。さすがにブルーカラーで10億ドル稼ぐ人は稀だろう。だが、AIの進化によって、豊かになるブルーカラー層が急増し、「ミリオネア」レベルなら珍しくなくなる。(続く) 30 0 0 2025/11/11(火) 08:00 会員無料 3:19 ありか、なしか! #055【メガソーラー規制強化】 今週のテーマは、メガソーラーに対する規制強化。政府が法令改正や監視体制の整備を検討しているが、これについては賛否両論がある。だが、結論から言えば、これは「あり」である。(続く) 23 0 0 2025/11/04(火) 08:00 会員無料 4:41 フカボリBiz #055【パナソニック「社員半数が50代」の衝撃】 今週のフカボリは、パナソニックのニュースだ。国内社員のうち、なんと半数が50代以上という、想像を絶する話である。経営者として第一に、そして最優先で実行すべきことは、事業の未来を見据えた「人材の適正配置」だ。半数が50代以上ともなれば、もはや正常な企業運営が困難になっていくだろう。(続く) 42 0 0 2025/11/04(火) 08:00 会員無料 3:14 ありか、なしか! #054【「OTC類似薬」保険適用除外】 湿布薬や花粉症の薬まで、もう保険でカバーしない──。そんな議論が現実味を帯びてきた。自民党と維新が打ち出したのは、「OTC類似薬の保険適用除外」という、一見ささやかだが医療制度の根幹に関わる改革だ。自民党と連立政権を組む日本維新の会が掲げるのが、現役世代の社会保険料負担を減らし手取りを増やすこと。その財源として挙げているのが「OTC類似薬の保険適用の見直し」だ。この、OTC類似薬の保険適用の見直しについては、私は賛成である。(続く) 16 0 0 2025/10/28(火) 08:00 会員無料 4:55 フカボリBiz #054【AIに奪われる仕事、AIに奪われない仕事】 ChatGPTのような生成AIが、ついに「知性の砦」とも言えるコンサルティング業界を揺るがし始めている。ロジカルな「正論」を整理し、客観的に提示することは、まさしくAIの得意分野だ。では、これまで億単位の高額な報酬を得てきたコンサルタントたちは、AIによって駆逐されてしまうのか?今週のフカボリでは、「AIスタートアップがコンサルティング業界を改革している」というニュースを取り上げたい。そもそもコンサルティングとは何なのか、そこから整理して考えてみたいと思う。一般的に、コンサルティング会社の仕事というのは「正論をきちんと整理して、わかりやすく提示すること」である。どういうことかというと、多くの企業では「本当はこうしたほうがいい」と分かっていても、それを実行できない事情がある。過去のしがらみ、組織の縦割り、社内政治、利害関係など、さまざまな要因が改革のブレーキになっている。そのため、外部のコンサルティング会社にプロジェクトを依頼するケースが多いのだ。本来であれば、経営者が自分で気づいて計画を立て、実行すればよい。しかし、(続く) 49 0 1 2025/10/28(火) 08:00 会員無料 2:02 ありか、なしか! #053【時事通信カメラマンによる「支持率を下げてやるぞ」発言】 報道機関が「支持率を下げてやる」と口にする。そんな信じがたい一言が、ネット生配信を通じて全国に流れた。それは単なる謝罪で済まされる問題なのだろうか?「支持率を下げてやるぞ」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」 時事通信のカメラマンが、高市早苗氏の自民党総裁就任後の記者会見を待機中に発したこれらの言葉が、物議を呼んだ。 これはもう、言い訳のしようがない。完全に「なし」だ。 時事通信社や共同通信社といった、いわゆる「通信社」と呼ばれる報道機関は、その報道姿勢が(続く) 32 0 0 2025/10/21(火) 08:00 会員無料 5:36 フカボリBiz #053【日本経済が失速するなかで「生き残る人」の条件】 「日本のGDPが落ち込んでいる」ニュースでそんな見出しを見ても、どこか遠い話に聞こえるかもしれない。しかし、国は確実に衰え、そして何もしなければ“個人”としての停滞も待ったなしだ。人口が減り、経済が縮む中で、どう生き抜くのか。働き方も、ビジネスの形も、もはや「国内だけを見ていては」通用しない時代がやってくる。 日本のGDPは2026年にインド、2030年にはイギリスに抜かれる見通しだという。すでにドイツに追い抜かれ、現在は世界第4位に転落している。 この状況、実はかなり深刻な事態なのだが、メディアでも政治の世界でも大きな問題として議論されてい ない。 日本のGDPは1995年までは順調に伸び続けてきた。ところが、その年を境に成長が止まり、以降の30年間はほぼ横ばいの状態が続いている。 一方、アメリカやドイツ、フランス、インド、中国といった主要国は、その後も経済を拡大させてきた。結果として、1995年に世界第2位だった日本は、2000年代に中国、2021年ごろにはドイツに抜かれ、そして今後はインド、イギリスにも抜かれる見通しとなっている。 人口が多い中国やインドに追い抜かれるのは、ある意味では自然だ。ここに関しては別に悲観することではないだろう。 ただし、ドイツやイギリスといった先進国にまで抜かれてしまうという点は、やはり無視できない。(続く) 41 1 1 2025/10/21(火) 08:00 前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 次へ