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  • 週刊『夏野総研』vol.630【「AIはズルい」と思う人から“考える力”を失っていく】

    2025-07-15 08:00会員無料
    ▼第630号
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                         2025/07/15

    夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
                  vol.630
     【「AIはズルい」と思う人から“考える力”を失っていく】
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    《目次》
    01.先週の出来事
    02.時事ネタPICKUP15
    03.フカボリBiz
    04.Q&A
    05.ありか、なしか!
    06.時事ネタ キュレーション
    07.編集後記

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    【01.先週の出来事】
    社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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    ◆2025/07/07-2025/07/13

     日本人スポーツ選手の躍進が止まらない。

     メジャーリーグでは1日に4人の日本人ピッチャーが先発するという出来事もあったし、大谷選手は間違いなくメジャーでNo.1の選手。
     サッカーも世界中で日本人選手が活躍しているし、バレーボールもバドミントンも、卓球も世界レベル。
     体操やフェンシング、ゴルフに水泳、カーリング、スキージャンプ、さらにはスケートボードやブレイクダンスまで、ニュースで日本人スポーツ選手が取り上げられない日はない。

     なぜこんなに日本人が強くなったのか。
     ここに、多様性教育の重要性があらわれていると思う。

     当たり前のことだが、スポーツにとどまらず全てのことにおいて一人一人の向き不向きがある。
     そして、誰でも必ず何かに向いているものはあるはずだ。人類の長い歴史の中で、遺伝子を継いでいるということ自体、我々は厳しい生存競争を勝ち残ってきた生き残り組である。何か生き残るためのすべを持っていたからこそ、生き残ってきたと言える。

     しかし「自分が何に向いているか」を理解するのは自分自身であっても難しい。やってみないとわからない。それに、やってみると言っても、かなりのレベルまでやってみないとわからないからだ。

     とはいえ、近年の日本人選手の活躍を見ていると、向いているスポーツを追求しているように感じる。だからこそ結果が出るのだろう。
     大谷選手が、もしサッカーの道に進んでいたら。あの恵まれた体格と運動神経があれば活躍はしそうなものだが、野球ほどの成果を出せていなかったかもしれない。
     同様に優れたサッカー選手が野球に向いているとは限らない。
     
  • 週刊『夏野総研』vol.629【クルマより、ゲームとアニメが稼ぐ時代】

    2025-07-08 08:00会員無料
    ▼第629号
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                         2025/07/08

    夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
                  vol.629
             【クルマより、ゲームとアニメが稼ぐ時代】
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    《目次》
    01.先週の出来事
    02.時事ネタPICKUP15
    03.フカボリBiz
    04.Q&A
    05.ありか、なしか!
    06.時事ネタ キュレーション
    07.編集後記

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    【01.先週の出来事】
    社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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    ◆2025/06/30-2025/07/06

     LAで開催中の「Anime Expo」に来ている。
     毎年盛況なイベントだが、今年は昨年にも増して来場者が多く、アメリカでのアニメ人気の高まりを実感する。

     会場には多種多様なアメリカ人たちが思い思いのコスプレで集まり、どのアニメのパネルセッションも満席。原作やキャラクターへの深い知識を持つファンばかりで、原作者や声優の登場時には長蛇の列ができる。
     この光景を目にするたびに、日本のアニメと、その原作であるマンガの勢いが衰えるどころか、むしろ拡大を続けていることに改めて驚かされる。

     そんな中、どうしても気になってしまうのが、このイベントに“便乗出張”している日本人ビジネスマンの多さだ。
     
  • 週刊『夏野総研』vol.628【日本の「軽自動車メーカー」終了のお知らせ】

    2025-07-01 08:00会員無料
    ▼第628号
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                         2025/07/01

    夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
                  vol.628
           【日本の「軽自動車メーカー」終了のお知らせ】
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    《目次》
    01.先週の出来事
    02.時事ネタPICKUP15
    03.フカボリBiz
    04.Q&A
    05.ありか、なしか!
    06.時事ネタ キュレーション
    07.編集後記

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    【01.先週の出来事】
    社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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    ◆2025/06/23-2025/06/29

     株主総会も無事に終わったので、今週はその総括をしておきたい。

     日本における株主総会というのは、個人株主も含めた多種多様な人が参加し、さまざまな質問を投げかけてくるのが普通である。
     高度成長期には、企業に不満を持つ労働組合のメンバーが経営者を詰問したり、総会屋と称する、株主総会の場で「『週刊文春』的なスキャンダルを突きつけられたくなければ、お金を払え」というような話があったり、不祥事を追求するために何時間にも及ぶ株主総会となったりといろいろあったらしい。

     しかし、最近の株主総会はだいぶ様変わりしている。主な理由は以下の3つだ。