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デジタルゲーム事業部 妄想記録【78日目】
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デジタルゲーム事業部 妄想記録【78日目】

2014-09-28 13:30
    こんにちは、いいやまです。
    割と重い話です。
    9月25日の出来事です。
    朝起きたら、床からミャーミャーなきじゃくる猫の声が聞こえてきました。
    家には土間があって、そこの縁の下を見てみると、しまってあった昔の靴がぼろぼろにされていて、その破片が巣みたいにしかれていました。
    その中でモコモコの子猫が二匹重なり合ってうずくまっていました。
    恐らく親猫が育児放棄をして去っていってしまったのだろうと思います。
    まだ目も見えてなくて、母親に見つけてもらうために懸命にないていたんだと思います。
    ここでなかれていても困るので、とりあえず場所を移そうと持ってみると、体は冷えていました。
    それでも私の手の上を懸命に這いつくばって親に見つけてもらおうとないていました。
    体には糸くずのようなものがついていたのですが、よく見るとそれはへその緒でした。
    私は猫が好きなのでとても愛らしく思いました。
    しかし、現実的に飼うわけには行かないのです。
    私はこの小さな二つの命の責任は取れません。
    そこで私の親が出した決断は、そこらに捨てるのはまずいので、私の家は山に土地を持っているのですが、そこに置いてこようというものでした。
    可哀そうですが野生で生まれた命が野生で捨てられたときの顛末を辿ってもらおうということですが、それを家の中でやられては困るので場所を変えさせてもらうというものです。
    少しでも長く生きられるようにしてやりたかったのですが、それもまた余計なことであえて苦しめそうなのでそのまま山へ連れて行って、そこに置いてきました。
    猫もネグレクトするのだなと実感しました。
    私は人間ですが、だからと言って育児放棄された人間の子供を救ってあげることもできません。
    自分は何もしないのにただ言うだけで、中途半端に足を突っ込むのも無責任だと思います。
    私ができるのは、せめて私の子供が生まれたらちゃんと責任を持って育ててあげようと言うことくらいです。


    おわり
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