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性同一性障害の僕の人生は悪くない コンプレックスがあるから強く、優しく[体験談]
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性同一性障害の僕の人生は悪くない コンプレックスがあるから強く、優しく[体験談]

2016-08-13 20:00

    <提供元サイトで全文を読む>


    僕は体にコンプレックスがあります。それは胸だったり性器だったり。

    普通の人は自分についてる胸や性器は普通とみなし、胸ならば普通の女性であれば大きくなりたいと願望を持つでしょう。

    男性なら性器が人より大きくなりたいと願望を持つでしょう。

    僕の場合は性同一性障害と言う、心と体の不一致の障害で僕の場合は女性から男性になる性同一性障害になります(FTM)。

    なのでもちろん体は女性で胸も性器も女性のものになります。

    見かけは男性ホルモン注射で男性化してますが、体は女性のままです。

    お金をかければ性別適合手術と言う、胸や性器を変える手術を受ける事ができます。

    もちろん大きなリスクもあり命に関わる場合もあります。

    リスクを背負いながらこの障害と生きてます。

    世間は今では時代も進み、女性らしさ男性らしさより個性を求める時代になりました。

    性同一性障害も世の中に認められる時代になり、少しずつ当事者も生きやすい時代になりました。

    性同一性障害学生時代


    幼少期の頃は男も女も体を気にすることなく過ごせますが、思春期や成長期になると心も体も成長して行くので幼少期のような時代をずっと過ごす訳には行きません。

    体の成長と心の成長で男女違いに大きな差が出てきます。

    男の子の場合成長期に変声期や毛の発達、夢精など性に関する事にも女性と大きな違いが出ます。

    女の子の場合成長期に生理や胸の発達、体の丸みなど変化が出てきます。

    僕の場合は女の子の成長期だったので生理や胸の発達、体の丸みなど女性の特徴が出てきました。

    とても嫌で嫌で成長を止めようにも止められる訳もなく、ただ受け止めるしかなかったです。

    学生時代は、生まれも育ちも小さな田舎で育ったので、人の目や噂などを気にして生きてきました。

    家族や友人に自分の本当の姿がバレないように自分の気持を押し殺し学生生活を送ってきました。

    女性であろうとすればするほど苦しくなったり。

    好きな異性の相談や悩みも友達にはできず。

    恋愛相談などする事なく過ごしました。

    好きになる女の子がいても、それは片思いで終わる恋でした。

    学生の頃は女子は女子で集まり会話の内容も遊びに行く服装もすべて女の子色になってます。

    僕の場合はそんな中でも、ボーイッシュと言う外見で過ごしてきました。

    ぎこちない女子との会話も人目を気にして頑張ってみたり。

    男性物の服や遊びが好きでも、幼少期みたいに男子と一緒に遊べる訳もなく仕方なく女性である事を受け入れ過ごしました。

    胸が出てくる成長期になるととてもいやで、生理になる事もものすごく嫌でしたが成長は止められず受け入れるしかなかったです。

    僕の学生生活は普通の男女が青春を送ったりするものではなく、ただ自分の性別に違和感を持ち恋愛も恋もすべて中途半端に終わるそんな時代でした。

    性同一性障害を知ったきっかけ。


    3年生の頃「3年B組金八先生」と言う番組で性同一性障害を知りました。

    上戸彩さんが演じる性同一性障害で、僕と似たような内容や心の持ち方について同じなんだと共感を持つようになりました。

    学生の頃はカミングアウトできなかったですが今思えば堂々ともっと生きていけば何か変わったのかなと思ったりもします。

    そしてある日、テレビをつけたらおなべのテレビ番組をやってました。

    女性なのに男性として仕事したり生活したりしてるおなべの番組でした。

    仕事は水商売をしてる方の特集で見た目はまったくの男性で服装もスーツにネクタイと言う恰好でした。

    僕は凄い衝撃を受け、男性として生きてける世界があるんだと衝撃を受けました。







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