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どうして私だけ?コンプレックスに気づいたとき


私は3人姉妹の末っ子として生まれました。もの心つく頃から親戚や親の友達などから、「似てないね、お姉ちゃんたちと。」と言われ続けていました。

小さい頃はそんなの気にせず、似てない?似てないとダメなの?と思うくらいでした。

父は一重、母は二重の美人でした。姉二人は母に似てパッチリ二重の可愛い顔立ちでした。私は父に似て、一重の不愛想な顔立ちでした。

そんな私がコンプレックスに気づいたのは小学校3年生の時でした。姉達も2人とも在学していました。

とある日の学校での出来事でした。同じクラスの男の子に、「なんでお前だけ目細いの?」と言われました。

「え?」何も言葉が出ませんでした。なんとも言えない複雑な気持ちになったのを鮮明に覚えています。

似てないってこうゆうことか。言葉にはできませんが、理解できました。

その男の子がなぜそんなことを急に言い出したのかはわかりません。それ以降特に何か言ってくることもありませんでした。

しかし、私はその日から、お姉ちゃんたちは可愛いのになんで?と、今までなんとも思ってなかったことを気にするようになりました。

自分で言うのもなんですが、目が細く不愛想な顔では合ったものの、そこまでブスではありませんでした。しかし、姉と比べられることで、自分は目が細くて可愛くない、というコンプレックスがどんどん高まっていきました。

アイプチに出会う


中学校になりさらにコンプレックスは増していきました。そんなとき雑誌でアイプチの存在を知り、さっそく薬局に行って購入しました。

なんだか後ろめたく、母には内緒でした。

家に帰ってさっそくやってみると、やっぱり初めからは上手くできませんでした。4、5日間くらい毎日練習しました。

なんとか自然にできるようになり、学校へしていくようになりました。

友達にも、なんか最近違う?そのほうが可愛い!と言われるように。

母にも気づかれ、おしゃれは良いけど、まぶた荒れるからやめなさい。などと言われました。しかし私は、もうアイプチしないことなんて、考えられませんでした。

そんなこんなで、中学時代は毎日アイプチしてすごしていました。

高校デビュー、一重の自分を完璧に隠すように






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