<提供元サイトで全文を読む>


抜けた白髪を見つけた時に、根元が黒くなっていたことってありませんか?

それは白髪が黒髪に変化して行くサイン。今まで白かった髪の毛が、何らかのきっかけで黒髪になる可能性はあるんです。

最近白髪が増えてきたように感じたら、自分でできる白髪を減らす方法を試してみましょう。基本は健康な髪を作ること。薄毛の悩みとも共通しますが、白髪の悩みも健康な身体づくりから始めましょう。

この記事に書いてあること

  • 髪が育つメカニズム
  • 白髪ができる原因と対策
  • 白髪を減らす7つの方法

髪が育つしくみを知る

白髪を減らすためには、まず健康な髪が育つしくみを知っておきましょう。そもそも髪はどこから生えてくるのか、なぜ白い髪と黒い髪があるのかなど、知っていれば白髪対策に役立つこと間違いなし。

すべては毛根から始まる

髪の毛は体毛の一種なので、皮膚にある毛穴から生えているのはすぐに分かります。毛穴の中に隠れている、髪の根っこにあたる部分を「毛根」と言います。

毛根の中心部には「毛乳頭」と、それをとり巻く「毛母細胞」と呼ばれる活発な細胞があって、ここから新しい髪の毛が生み出されているんです。 毛乳頭と毛母細胞には血管を通して、さまざまな栄養やホルモンが送られています。

逆に考えれば、こうした栄養やホルモンが正しく送られないから、白髪や薄毛の原因にもなるわけです。

白髪は色素が定着しない髪

毛乳頭と毛母細胞で作られた新しい髪には、まだ黒い色はついていません。このまま伸びていくと、白髪として地肌から出てきます。

実は髪を黒くする働きをするのは、全く別の細胞です。それが「メラノサイト」と呼ばれる色素細胞で、毛母細胞と同じように、毛乳頭のまわりをとり巻いています。 この色素細胞は、日焼けをした時に肌を黒くする細胞と同じもの。髪の毛と肌が黒くなるしくみは同じなんですね。

正常な髪であれば、新しい髪が作り出されると同時に、メラノサイトが色素を作り出して、しっかりと黒くなって育ちます。それが何らかの原因で色素が定着しないまま育ったのが、いわゆる白髪なんです。

白髪の原因と対策

白髪ができるしくみについては、まだ詳しく分かっていないことが多いんですが、メラノサイトの働きが重要なカギになるようです。

白髪ができてしまう5つの原因

本来は黒く染まって伸びてくるはずの髪の毛が、メラノサイトが正しく働かないことで、無色のまま育ってしまうのが白髪だと考えられています。 ここで、白髪ができてしまう主な原因を確認しておきましょう。

  • 白髪が生えやすい体質が遺伝する。
  • 強いストレスによって、頭皮の血流が悪くなる。
  • 食生活の偏りやダイエットなどで、髪に栄養が届かなくなる。
  • ふだんから貧血気味の人など、全体的に血流が悪い場合。
  • 何かの病気による、副次的な症状として白髪になる。

白髪を減らすために必要なことは4つある



<続きを読む>