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私は20歳前後から数年間、原因不明の性交痛に悩まされてきました。
いつも痛いわけではないのですがだいたい3回に1回は痛くてどうしようもなかったです。
時には吐き気や腹痛が2時間以上続くことも…。
原因が分からず長い時間そのままにしていましたが、様々なことがきっかけになり体が劇的に変化していきました。
本当に長い道でしたが一つ一つ解決していくことで自分の心も救われていき、これからの自分の道に光が宿ったような気持ちになりました。
この長い道のりを紹介することで同じ悩みを持った人が救われるのであれば……。
少し長くなりますが最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
初期症状
初めて症状が現れたのがちょうど20歳くらいの時でした。
それまで性交後に若干の痛みは感じるものの、そこまで酷くなく少し食べ過ぎたから圧迫されて痛いのかなという程度でした。
しかしその日はいつもと様子が違い、性交途中から痛くなりだしもう耐えられずに途中で止めてしまいました。
相手は痛がる私を心配してくれていたのですが、私は申し訳ない気持ちと、なぜこんなに痛いのか怖いという気持ちでいっぱいでした。
当時、地元を離れて学校に通い一人暮らしをしていたのでかかり付けの病院もなく、友人にも恥ずかしくて相談できず、唯一の頼りは当時付き合っていた彼でした。
私はたぶん恵まれていて、彼が病気の原因を一緒に探してくれていたので精神的にはかなり救われていたと思います。
とにかくネットで検索し、この初期症状の時点で学んだのが‘’便秘がひどいと性交痛になる‘’というものでした。
私は幼少期から酷い便秘でしたので、しばらくは薬局で買った便秘薬(漢方薬)を服用するようにしていました。
それからしばらくは症状が軽くなり体も特に問題なく過ごしていました。
身内の病気
社会人になったばかりの頃でした。
その後の身体の調子もよかったので便秘薬の服用を止めて過ごしていました。
それからしばらくして配属された部署に馴染めず、知らず知らずのうちにストレスをためていたのだと思います。
また性交痛に悩まされることになりました。
今回はまた今までとは違い性交中の痛みはそれほどではなく、性交後にひどい腹痛に襲われるようになりました。
本当にひどい時は2時間起き上がれない程でした。
そんな時、身内が子宮がんで入院することになりました。
幸いにも早期の発見でしたので命に別状はなかったのですが、それをきっかけに自分も病院に行く決意をしました。
今度は便秘での痛みではないはずだと確信していた部分もあったので、産婦人科へ通院することを決めました。
しかし産婦人科では気になる箇所は何も見つからず、ホルモンの動きを調整する漢方薬だけを処方されて終わりました。
正直、何だか拍子抜けでした。
病気がなかったことに安心はしたのですが結局、性交痛の原因は分からずじまいのままでした。
血便
それから3年ほどが経ち、性交痛は相変わらずでしたが仕事には慣れ、部署のリーダーも任されるようになっていました。
そんな時、職場でストーカー行為を受けるようになりました。
相手は女性です。