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~オススメ機種見つかりました編~
なが~~いトンネルを抜けつつあるのか、それとも消える前の蝋燭のゆらめきなのか、最近ようやくパチンコの1/319機種が当たるようになってきた。
そして当たったことで、その機種本来の楽しさもやっと味わえるようになり、「あぁ、やっぱり面白い機種なんだな」と初めて実感できたのが2機種ほどあったので、今日はそれを紹介したい。ただ、当たるようになっただけで勝てるようになったとは言っていないし、この当たる状態だっていつまで続くか分からない。みんな、勘違いするなよ!
■Pひぐらしのなく頃に~廻~
「かい」ではなく「めぐり」と読ませるのが、ひぐらしクオリティ。ひぐらし自体はもの凄く好きな作品で、パチやスロになった時はできる限り打ち込むのだが、機種によってまぁ~(オレの)評価が分かれましてね。さて今作はどうなのかな?と思いながら、打っても打っても初当りが引けず、諦めかけたところでようやく右打ちのRUSHを味わえて、結論が出ました。
今までのパチンコひぐらしシリーズの中で、たぶん一番面白い!
まずスペックが少し変わっているので、そこから説明しようか。いわゆるシンフォギア系に属する一種二種混合タイプの連チャンシステムで、右打ち中の大当り確率が約1/7.7と比較的高めになっている。なので、初当り後の電サポ1回転+残保留4回転(計5回転)の「真・身隠しモード」は、だいたい50%ぐらいで突破してくれるであろう。ここまではまぁ、難しいことはあるまい。
問題は突破した後、というか右打ち中に「どの状態の保留で当たったのか」だ。先に仕組みを言うと、「電サポ作動中に貯めた保留」であれば、さらに上位の連チャン状態「絆結びRUSH」へ昇格する。一方、残保留で当たった場合は「真・身隠しモード」の電サポ回転数が増え、電サポ5回転+残保留4回転の計9回転で連チャンを狙うことになる。9回転でも連チャン率は70%以上あるらしいので、この状態でもヤレるっちゃヤレるんだが、「絆結びRUSH」の期待感に比べると段違いだ。
その「絆結びRUSH」とは何なのか? 端的に言えば、電サポが99回転になる状態のことである。なぁ~んだ、そんなのよくあるじゃん。まどマギのアルティメットとか、逆シャアのプレミアム逆襲RUSHと同じでしょ?と思った方、正解。時短99回転により実質次回の大当りまで濃厚となる、という仕組みはは既存機種にもあったので、それほど珍しいものではない。
ただ、ひぐらし廻の場合は「電サポ作動中に当たった保留は、絆結びRUSHに突入する」という特徴がある。…お分かりだろうか? 「絆結びRUSH」で当て続ける限り、延々と時短99回転がループするのである! もちろん、それだと連チャン率99%とかになり閉店まで終わらなくなるので、ちゃんと落とし穴もある。文字通り「転落抽選」を行っており、転落確率が約1/32。つまり、「絆結びRUSH」中はいかに1/32を引かずに1/7.7を引き続けるかが重要となる、確変転落抽選タイプのゲーム性になるのだ。
そして転落を引いてしまった場合、その変動で電サポ状態が終了。残保留の4回転は「真・身隠しモード」で抽選される。以上が連チャンの仕組みだ。
この右打ち中のドキドキ感を盛り上げる液晶演出もまたよく出来ていてね~。まず「真・身隠しモード」について。ここでは「99秒以内にレナに遭遇してリーチ演出へ発展→成功で大当り」となるのが基本の流れ。演出上のリーチ発展チャンスは残り75秒、60秒、45秒、30秒、15秒、0秒と6回あるのだが、それぞれのタイミングで保留を1個消化するというわけではなく、「真・身隠しモード」全体で4~5回転分の抽選を一気に見せているという形になる。こう聞くと、だいたいの人が「ああ、じゃあ最後のチャンスとなる残り0秒では絶対にリーチに発展するんだろうな」と思うだろうが、そんなことはない。99秒から0秒まで、リーチ成立が約束されているタイミングは一つもない。
「あれ、リーチは? リーチは? …って何もなく終わったー!」なんてことも普通にあるのだ。
その分、レナに遭遇できたらそれだけで「おっ」てなるし、リーチが成立すれば「よし、ワンチャン!」と素直に喜べる。最終変動に必ずリーチを成立させるタイプとやっている抽選自体は一緒なのに、見せ方が変わるだけでこんなにゲーム性も違うんだなと感じる。
しかし、最後の最後でリーチさえ成立しなくても、実はまだ逆転のチャンスはある。ひぐらし廻は、残保留のラスト1回転にだけ専用の演出を用意しており、これだけはそれまでの抽選とは完全に独立した演出で大当りか否かを告知するのだ。確率は1/7,7だし、ここで復活することも結構あるので、当たった時にはまさに神が救ってくれたような気持になる…のだろうな。まだ味わったことないけど。
そんなハラハラドキドキの「真・身隠しモード」とは違い、「絆結びRUSH」はもうとにかく「転落するな~!」と祈るのみ。こちらは保留1個を液晶上では3~5回転分の変動として見せるのだが、どんなに弱くても「何かしらの煽り・演出が発生すれば、その保留での転落はなし」という法則がある。転落の可能性があるのは、無演出で5回転分が変動した場合のみなので、まずは演出が発生することを願い、1回転、2回転と演出が発生しなかったら「3回転目で止まってくれ!」と祈る。単なるハズレで最も多いのは、3回転目で止まるパターンだからだ。かと思えば、3回転目からいきなり煽りが発生し始めて大当りに繋がるパターンもあったり、5回転目で転落演出に発展したかと思えばその停止出目に羽入が居て復活大当り濃厚になったり、極めつけは転落演出でも失敗して画面上では完全に「真・身隠しモード」へ移行して残保留の抽選をしているのかと見せかけて、レナに遭遇して大当りに繋がった後で「実は転落してませんでした~、絆結びRUSH継続だよ♪」なんてパターンもある。とにかく、右打ち中は本当に「楽しませ方を分かってんな~」という熱の入れようだ。
さて、気付けばスペックと右打ち中のことだけで文字数がだいぶエラいことになってしまったが、思い返せば今回のきっかけは「大当りしたら本当の楽しさが分かった」というところから始まったので、まぁ通常時のことは触れなくてもさほど問題はあるまい。断っておくが、通常時は通常時で、演出バランスが酷かったシリーズ初期に比べたら相当マシになっている。現行の他機種と比べても、けっこう上位にくる演出バランスだと思う。「こんなパターンから当たるの?」って驚きが意外と多いんじゃないかな。
しかし、残念ながらもう1機種紹介する予定だった「PF.アクエリオンオールスターズ」については、次回以降にさせてもらいますわ。それまでに「あ、やっぱりこの機種ダメだわ…」なんて事にはさすがにならないと思うから、たぶん大丈夫。「なんでこんな演出を採用したの!?」って本気で聞きたくなる箇所もあるけどな! それを体験した人なら確実に同じことを思うだろう演出、この機種を打ったことある人はぜひ「あれかな~?」と想像しておいてもらえれば幸いです。では、また来週!
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