パチンコ業界人・砂肝の生焼けコラム 第235話(3月30日)

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つけ麵大好き小池さんからの外出自粛要請に伴って、先週末は各ホールがバタバタでした。

都内では、ごく一部の法人さんが土日営業の自粛という英断を下しましたが、

多くのホールさんは営業時間の短縮という形でお茶を濁したようですね。

ウチの店も木曜日の段階ではオーナーから通常営業の指示を受けていたものの、

土曜日になって近隣の競合店が21時閉店を告知したために急遽ポスターを作成して、

仲良く足並みを揃えて営業時間を短縮いたしました。

悲しいかな、ウチは日銭が無いと会社の存続すら危うい、とある住宅街の弱小店舗。

地域一番店の顔色を伺いながら追従するしかない負け犬なのです、キャンキャン！

ましてや月末の土日に休業という思い切った選択に踏み切ったパチンコ店に対しては、

そんな余裕があるなら普段からもっと玉を出せと、負け犬らしい遠吠えをしておきます。

それにしても正直な話、今回の小池ちゃんパンチの威力は強烈です……。

ここ数週間は年配層の来店が減ったとはいえ1～2割程度の稼働ダウンで済んでいましたが、

先週水曜日の夜に発表された週末外出自粛要請の翌日の木曜日から3割オーバーのダウン、

さらに金曜日は4割、土曜日には営業時間短縮も影響して遂に50％オフという有様ですよ。

休日の稼働と利益が普段の半分になったから結局は1日、営業自粛したのと同じだよ！

やったね、百合子ちゃん！　ホールのみんなで力を合わせて感染拡大防止に協力したよ！

でも、お客様もいないし、利益もスッカスカ。ソウルジェムはすっかり濁っちゃったけどね。

あとは営業補償かな。潰れかけている全てのホールを救いたい、泣いている店長を救いたい。

それが私の願い、さあ！　叶えてよ、インキュベーター！！

（いきなり名指しされて困惑する白ウナギが景品交換所の方向へ逃走）

ま、現実逃避しても仕方が無いのでついでに本音を言わせてもらうと、

今後も営業時間短縮が続いていよいよ廃業の二文字が近付いているようなパチンコ店であれば、

もう、早めにギブアップしちゃった方が良いと思います、以前も同じようなことを書きましたけど。

現時点で既にユーザーに還元する余裕、言い換えると来店客を足止めする最低限かつ最大の努力すら出来ないホールであれば、

遅かれ早かれ存続できなくなるのですから、早めにリタイアして欲しいのです。

近隣のパチンコ・パチスロファンと、その店で働いている従業員の未来のためにも。

今が頑張りどころ、だから何とか耐え忍ぼうと尽力する経営者の皆様の努力は理解しますが、

パチンコ業界に関しては無理してホール営業を続けるとはすなわち、

さらに厳しい調整を行って数少ない来店客から搾り取ることを意味するのですから。

今後もホールの短縮営業時間が続くことになれば、待っているのは前代未聞の大回収。

前代未聞の全台・未満、空前絶後の騒然・絶望というダメなラッパー風のダジャレしか浮かびませんよ、ホントに。

勝てる可能性どころか、遊ばせてくれる雰囲気すら感じられないホールがますます増加するのであれば、

もう少しホールの淘汰が進むべきなのかなと真剣に考えてしまう今日この頃でございます。

そんな私は先週末、店内にお客さんが10人ぐらいしかいない地元のホールにうっかり足を運んでしまいまして、

5時間足らずで63名もの英世先生を地獄に流してしまいました。

インキュベーター、とりあえずこの激渋ホールを早く潰してくれないかな！？

じゃないと私のほうが先に潰れちゃうよおおおっっっ！！！

（この店で都知事に自腹でパチンコ打たせてユーチューブに流したいなと妄想しながら退場）