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~モノには限度がある編~
性懲りもなく「ペヤング獄激辛」を自ら摂取したダメージからようやく心身が回復して、PCの前に座ってこれを書き始めました。食べたことがある人なら分かるでしょうが、アレは人間が食べても大丈夫な領域を遥かに超えています。普通の飲食店ならば絶対に出さないレベルの代物。
アレを食べきるための最善の策は、辛みによる痛みを口内が認識するまでに十数秒のタイムラグがあるので、その間に可能な限りの量を胃袋へ運び、痛みを感じ始めた後も休むとどんどん痛みが酷くなるので、「まだ今のうちに!」と自分に言い聞かせてとにかく一刻も早くその刺激物を体内へ納めるという、さながら麻酔なしで行う手術のような戦法しかありません。あれほどのブツが急に大量に流入してきたら、きっと胃袋やその他の臓器もタダでは済まないハズなのですが、幸いなことに我々の身体は、内蔵のダメージをすぐには感知できないようになっています。まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはこの事。諺には昔の人々の英知が詰まっていますね。
それ以前の真っ赤なパッケージの「激辛MAX」までは、まだ辛党の人ならば美味しく食べられるぐらいの物だったと思いますが、「獄激辛」はさすがにアウトです。数あるペヤングやきそばの美味しいラインナップの中から、「うーん、今日は獄激辛の気分だな♪」とアレを選ぶような人は、さすがに人類の0.1%にも満たないと推察します。およそその用途としては、チャレンジ企画や怖いもの見たさ(食べたさ)がほとんどでしょう。乱暴な言い方をすれば「悪ふざけ」。オレはあまり詳しくないのだけれど、食品として物を売り出す際、「この基準値を超えてはいけない」というような、内容成分などに関する規制はないのだろうか?
しかし、このようにオレ個人の感覚からすると「さすがに悪ふざけのレベルでは?」と思うような物が世の中に解き放たれたケースが、パチスロ業界にもありました。そう、初代ミリオンゴッドです。
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