YNA#222「スマパチ終わった説への反論」



スマスロは定着したけどスマパチはダメ。終わった
って論調あるでしょ?

まあわからないでもないけどCR機導入時を実体験してる身からすると気が早いんじゃないのかと思ってて。

CR機の初期って、いまよりたくさんのメーカーが一斉に台をリリースしてさ、パチンコ店も(少なくとも東京は)がんばって導入してたんだよね。
竹屋ですら出してたw
でも客付きはけっこうひどいもんで。

というのも、機械性能がそんな魅力的ではなかったんだよね。
個人的には、三共の「CRフィーバーウィンダム」を打ち込んでたけど。攻略誌には書かれてなかったけど弱性の保留連チャンがあったと勝手に思ってる。

で、市場はっていうと強力な保留連チャン機が人気を博していて、なかなかCR機にお客さんが流れなかったんよ。

そこで……いやこういう言い方は良くないかもしれないけど、そこで起こったのが「ダービー物語事件」。
連チャンを呼び込むため釘曲げていたことでパチンコ店店長が、そのプログラムを組んだことで平和の社員が逮捕された。

勘違いして欲しくないのが、当時のパチンコ機はほとんど同じような仕組みを搭載していたし釘調整も当たり前に行なわれていた。

だから見せしめに思えたんだよね。

ここから連チャン性能を持った現金機は勢いを無くした。

そして登場したのが「CR花満開」。

これがめちゃくちゃヒットした。
それもそのはず。
見た目の性能と中身がぜんぜん違ったんだよね。
15個ある大当たり図柄のうち3と7を引けばあと2回の確変がついてくるっていうのが本来。
でもやたら連チャンするぞってんで、データ取ったりたしか解析もしたと思うけど、そしたら連チャン中は6/15で3と7が出るっていう爆裂仕様。
さらに保留玉1つめに12.5%の連チャン性能も持たせていた。

その後も連チャンする機械が各メーカーから出てきたこともあっていつのまにかCR機一択の状況になりました、と。

CR機第1弾から「CR花満開」登場までは1年強。

だからスマパチもまだぜんぜん終わってはいないでしょう、と思う次第。