4月10日、日本プロ野球界に「またか」という失望の声が広がった。
今季一軍の公式試合で使われているミズノ社製の統一球が、“抜き打ち検査”の結果、規定にある反発係数の基準値(0.403~0.423)を上回り、「平均0.426」だったことが判明。一般的に、反発係数が0.001大きくなると飛距離が20cm伸びるとされており(球速144km/hでスイング速度126km/hの場合)、これに照らし合わせると、現在の基準値より60cm以上飛びすぎる統一球に、すり替わっていたということになる。
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