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「あああァ~~……」

試合終了を告げる笛がピッチに鳴り響いた瞬間、日本人の多くが、そんな声にもならない声で深く肩を落とした……。

 6月14日(日本時間15日午前)、サッカーW杯グループリーグ初戦は、サムライたちの健闘も虚しくコートジボワールに1―2で敗れた。前半16分、大会前から「本調子じゃない」などと批判が巻き起こっていたMF・本田圭佑が、それらの不安を一蹴する華麗な先制シュートを決めたものの、試合は終始コートジボワールのペース。後半に入って、英・プレミアリーグで2度の得点王に輝いたドログバが投入されるや、後半19分にMF・ボニーが、21分にはジェルビーニョが続けざまにゴール。改めて、W杯の厳しさを思い知らされたかたちだ。