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 朝日新聞社に対するバッシングの嵐は、もはやライバル社からだけでなく朝日内部からも湧き起こっており、この勢いは当分収まりそうにない気配だ。それもそのはず、お手盛りでこしらえた“謝罪なし”の「従軍慰安婦」報道検証記事にはじまり、福島第一原発・吉田昌郎所長による「吉田調書」捏造疑惑。さらには、池上コラム言論封殺騒動や木村伊量社長の居直り会見と、目も当てられないほどのお粗末な失態が続き、今や「天下の朝日新聞」の栄誉は、一敗地に塗れるほど叩きのめされてしまったかのようだ。一連の騒動後も「朝日叩き」に執念を燃やす『週刊文春』が、任天堂社長のインタビュー捏造問題や朝日新聞出版社員によるデアゴスティーニ社内部資料持ち出し事件を、立て続けにスクープ。朝日にとっては踏んだり蹴ったりの状況が続いているが……元朝日新聞記者で、現在はノンフィクションライターとして活躍する窪田順生氏が話す。