本資料は2018年8月1日~9月11日に開設した「ニコニコ動画カテゴリ検討Slack」で
参加者よりいただいたご意見です。
※改行や記号の一部を編集しておりますが、元のご意見をできるだけ
そのままの形式となるように掲載しております。
■匿名
カテゴリの廃止・統合について -結論 現在、カテゴリを直ちに廃止・統合すべきではないと考える。 -Slackでの議論・個人的な意見 ごった煮状態になっているエンタメ・その他・カテゴリなしを統合すべきという意見があった。しかし、 ・エンタメ…楽しい動画が多く投稿されるが、落ち着いた動画が投稿しにくい ・その他…本当は適切なカテゴリに投稿したいが、そのカテゴリが存在しないものが投稿される傾向 ・カテゴリなし…ランキングに乗りにくいため、多くの人に見られたくない動画が集まる傾向 という性質・投稿される理由の違いがあるため統合しない方がよいと考える。 車載動画・乗り物カテゴリについては鉄道カテゴリの意見の方に書いたので割愛する。 日記カテゴリについては、生放送配信に名前を変えるべきという意見が出た。私としては、「生放送」関係のカテゴリを作成し、日記は日記としてひとまず残す方向で考えている。現在、日記カテゴリには生放送配信関係以外にも様々な動画が上がる状況であり、そのまま生放送配信に変えてしまうとそうではない動画も多く入ってしまうためである。生放送関連のカテゴリを作った後、ユーザーがどのように対応したか把握したうえで廃止するかどうか検討した方がよいと考える。 「作ってみた」「ニコニコ手芸部」についても同様で、作ってみたに投稿されているMMDの動画が移動した後に廃止・統合を検討した方がよいと考える。 -反論に対する再反論 明らかに使われていないor荒らされているカテゴリであれば削除しても良いのではないかという意見もあるが、それは過去のエア本に埋め尽くされた「ファッション」カテゴリのレベルでなければ困難だと考える。最も過疎化が進んでいるニコニコ手芸部カテゴリに対しても「最近、変な動画がこのカテゴリで投稿されていて嫌だ。」という意見がニコニコ大百科で挙がっており、利用者がいることがうかがえる。また、日記カテゴリについては、「日記」を拡大解釈し ・何らかの日常風景を映したキャラクター劇のような動画 ・編集を駆使して、特定のキャラクターに対する自分の好意的な感想を語る動画 も投稿されており、完全に荒らしである(日記とは無関係な動画が投稿されている)とも言い難い。(それを踏まえて日記カテゴリから移動すべきかについては、日記カテゴリのユーザーを交えたより深い議論が必要であるとも考えているが、いずれにしても今すぐカテゴリの廃止・統合を行うべきことではない) カテゴリの統合・廃止については、「カテゴリが多すぎる」「カテゴリの内容とユーザーが被っている」といった、それなりの理由が必要である。しかし、現状のニコニコ動画のカテゴリが多すぎるという意見はSlack内でほぼ出ていない。また、ユーザーが被っているかどうかは、カテゴリの追加をしてユーザーが移動した後に検討すべきことである。つまり、現在カテゴリを直ちに廃止・統合すべきではないと考える。 |
■匿名
公式アニメカテゴリの設置について -結論 設置した方がよい。 -理由 現在、アニメカテゴリランキングの半分以上が公式アニメになってしまっている状況であるため、分離して公式アニメと二次創作的動画が多く投稿されているアニメの動画を分離する。 -議論 「分離すべき」という意見が出た以降、反対意見はさほど多く出ていない。 公式アニメはチャンネル動画であり、チャンネル動画全体で分離するという案も出たが、チャンネル動画を別にすると歌ってみたは割と困る状況になるという意見が出た。 「ニコニコユーザーのおもちゃにならないから分離すべき」というのは違うだろうという意見が出ている(例えば、ごちうさ、けもフレ、ポプテピのようなおもちゃになっている動画は出ている)。 -予想される反論と再反論 分離するのは「おもちゃにならないから」ではなく、単純にアニメカテゴリにおける比率が大きすぎるからである。むしろ分離後は人気のアニメが何なのか公式アニメカテゴリで把握しやすくなるし、二次創作的動画もアニメカテゴリでランクインする動画が増え、盛り上がりやすくなると考える。また、全体ランキングから分離するわけではないので、けものフレンズのような流行アニメが出ても公式配信の動画が盛り上がらない、ということは起きないと考えられる。 (公式アニメを全体のランキングから取り除くという件については別に議論が必要であろう) |
■匿名
将棋盤ランキングの意義と新人発掘について ランキングは新人発掘に使えるものではなくむしろブームを形成する大事な要素となっているのだからその役割を重視し、新人発掘は別の方法をとるべき。また広告もそれに準じた形とすべき なお、私は新人発掘については、ルーキーランキングとして投稿者ごとのランキングの登場回数を制限したり、一定数の評価を受けた投稿主を殿堂入り?扱いとしてランキングから除外したりすることや、YouTubeのように関連動画をスクロールしないと見えない下だけでなく、コメ欄とタブ化して関連動画を表示できるようにする。またランキングのような順位のつくものではないのでここの表示頻度を広告でいじれるくらいなら問題ないと思う。さらに動画視聴後にブラウザバックされずに銅線を確保するため、動画再生後にニコニコ広告で広告された”関連動画”を再生されるようにすることで広告効果の維持を目指す。 YouTubeで動画を探す場合関連動画とチャンネルが主で、動画一覧は一極集中が起こらないしチャンネル単位で動画を探す場合動画の内容やジャンルよりも投稿主に依存するため、ブームが起こりにくいし、登録者数の割にYouTube以外では話題となりづらい (例えばKid’s lineなど) そういった動画サイトと比較した際のニコニコ動画の際たる特徴はネット上での一大ブームをつくれることである。それがどういった要素によって成り立っているのかを将棋盤ランキングと繋げて考えてみよう。 将棋盤ランキングの特徴は、ニコニコ動画内の様々なジャンルで何が今人気となっているかが一目瞭然であることである。例えばボカロ民と例のアレ民は決してジャンルとしては交わらなかったとしても、将棋盤ではほぼ必ず両者が両端に並ぶのである。そしてランキング1位の動画はより多くの人に注目されるため、自ジャンルだけでなく他ジャンルの人もその動画を視聴される。そのブームを他ジャンルに持ち込めばそれは1ジャンル内のブームで終わることなくニコニコ全体のブームとなり、Twitterをも巻き込んだ一大ムーブメントとなっていく。例えばキズナアイ氏は初投稿以来順調に登録者数を増やしていき、登録者数100万人まで達成したものの、同氏がYouTubeを超えて話題となることはほとんどなく、したがってVtuberとしての広がりが起こることはなかった。しかし、最初は例のアレに転載されたものがニコニコで話題となり、MAD、MMD、ファンアート、イメージソングといった多種多様な二次創作を生み出すきっかけとなった。この力を生み出すのは一極集中とジャンルごった煮を実現できる総合ランキング、特に一覧性に富んだ将棋盤だと私は考える。これからニコニコ発ムーブメントを産もうとするのなら、今のニコニコの仕様はYouTubeと比べて有利なはずだ。 一方で、ニコニコ発の投稿者を生むには、一極集中を生むランキングの仕様は、新人発掘の力が劣ることからあまり適していない。先ほど例に挙げたバーチャルYoutuberはあくまでもYoutuberであり、YouTube発の投稿者または配信者である。これは動画発掘についてのチャンネルでも議論されたことであるが、https://note.mu/fladdict/n/ne974b48fa46dにあるようにランキングは新人投稿者をむしろ他サイトへ誘導してしまう問題点がある。したがって今までニコニコ運営は広告ポイントをランキングに考慮することで新人発掘につなげることを考えていたのだろう。確かにニコニコ広告によって評価されるべき無名新人がランキングに登場している例は特にボカロタグで見られる。しかし、前述したようにそもそもランキングというものは一極集中を生み出し、それによって一大ムーブメントを生み出すものである。そのジャンル横断を促進する構造は多ジャンルに精通したニコ厨を生み出す力となるものであり、それを中途半端に放棄するのは得策ではないだろう。そこで、私は、ムーブメント形成とジャンル一覧性の向上を目的とした通常の初心者向けランキングとは別のルーキーランキングの作成と、さらにそれ以下の投稿者にも恩恵が回るような関連動画一覧を用いた新人発掘を提案する。方法は最初に示したとおりである。 これに対する第一の問題は、複数のランキングを用意したところでわざわざ表示形態を変更してくれるのかという問題である。現状ランキングに不満を持っている人の中でも、一部投稿者や曲ばかりが上位に占めている状況を問題視しているのか、はたまたニコニコ広告によって本来ランキング外の動画が掲載されていることを問題視しているのか分けなければならないが、ランキングを変更してもらえるのは前者に限るだろう。とはいえ、いくら新人投稿者救済を目的とするにしても、ニコニコ初心者の一視聴者にマイナー動画をまず見てもらうのはいささか非現実的であるため、自発的なランキング形態の変更に期待するしかないのだろう。関連動画からニコニコの底の深さを見せることでルーキー発掘の意欲を示してもらえれば助かる。 次の問題として、そもそも関連動画一覧は現在も表示されているにもかかわらずそれがあまり効果を生み出していないことである。YouTubeでは関連動画一覧からのアクセスが最重要視されているのに対し、ニコニコではこれがあまりうまく機能していないことからタグやキーワードカテゴリなどから能動的に動画を探さなければならなくなっている。これでは流行りのネタに乗っかりでもしないと動画の存在すら認知されない状態に陥ってしまう。これは流行りのネタにみんなが群がることによるムーブメント形成に役立つ一面もあるのだろうが、受動的な探し方もできることをうまく示さなければならない。これには、例えば関連動画一覧を更新して気になる動画を様々見られるようにする方法などが考えられる。 そこで私が提案したのが、動画視聴後のニコニコ広告をうけた動画のハイライト動画広告である。これは理想のニコニコ広告のチャンネルで妥協策として上げられたものであるが、能動的な探し方に寄らない探し方を見せることでニコニコ動画全体での滞留時間をYouTubeのように増加させる一つの方法にもできるのではないかと考えた。これに関する根拠はないが、マイナー動画の受動的発掘およびニコニコ広告を通じた能動的布教についての一つの案として考えてもらいたい。 無駄に稚拙な長文となってしまったし、今回の議論での本内容であった小カテゴリ再編については、現アイマスカテや東方カテの現状について不勉強なため合成音声系やVtuber系などキャラクター性を持ったカテゴリ新設の是非について深く考えることはできなかった。これについては他者の意見を期待する。 |
■志優 さん
Slackに投稿していたファイルそのままです。 使えそうなら使っていただきたいですが、使いづらいと思うので無視していただいても……(、.ო. )、 # 理想のランキングとは **より多くの人間が `良い` `面白い` `見たい` `見返したい` と感じる動画が上位にあるランキング** # ランキングと広告の関係について、(僻みたっぷりの)意見 (概ねはcomameさんの意見に同意) - 広告ポイントをそのままランキングに反映させるのは反対 - (金銭的な上限はあれど)お金を払えば無条件に無制限に上位に登れてしまうから - 視聴者・投稿者ともに資金力のない人間が関わっている動画が埋もれる - 支払った金額で評価することで、上述の `理想のランキング` にそぐわない - ポイント数の表示をなしにするべき - ポイント数はあくまで広告費 - 表に出るべき数字ではない - ましてやランキングに出ればそれは `広告費ランキング` のようになってしまう - **広告者数の表記もするべきではない** - (投稿者・視聴者共に)多くの人に見てもらいたいという思いからたくさん広告を打つこと自体は悪い行為ではない - 少ない人数しか広告を打っていないということがマイナス評価になってしまうため - 再生数もそのままランキングに加算するのは如何なものか - 再生数も広告と同じく、一人のユーザーが数を突っ込める存在 - 再生した人数で見た方が良い? - 多くの囲いのいる動画(歌ってみたなど)が動画のクオリティにかかわらず上に行きやすい - **でも、再生数を適用しないと非ログイン勢が全く反映しない…** - コメントの加算も否定的 - 動画を見るときにコメントしないぜっていう人が多い場合もあるので - コメントをたくさんする層が支持する動画が上にきてしまう - 動画に対して一人1ニコるできて、それを加算してほしい - いわゆる「いいね |
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