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  • 違法な増改築増加の流れは何を物語っているのだろうか ~不動産執行人日誌006

    こ の「不動産執行人日誌」は会員向けのブログとしてつらつらと記して行きたいと考えているため、この日誌自体に特別価値のある情報の掲載や、金銭と等価値の内容があるかと問われると難しい面もあるかもしれません。 肩肘張らずに書かれた不動産執行人の日記をお楽しみ頂ければ幸いです――。 今日はハッキリ言ってお手柄だった。 誰も気がついていなかった増築にいち早く言及し、債務者から増築の背景を聞き出すことに成功したからだ。 図面や建て図にない増改築は多い。以前は15件に1件ほどの割合だったが、ここのところの 差し押さえ物件だけで言えば7件に1件ほどと倍増している。 もちろん背景も様々だ。単に申請が面倒だった、施工業者やリフォーム業者が「もうひと稼ぎ」のため打診した、形状利用や屋根裏改造などの増改築が行われている場合、そして最も悪質なケースが税金逃れ目的のものだ。 税金逃れでは家屋調査が入るときには隠されていた階段を調査後に使えるようにすることで3階部分を床面積として含ませないという手法がポピュラー。 そのため即興で3階の図面を書き起こさなければならないという事案は少なくない。 今回の増築は単に申...

    2日前

  • 【心霊写真】差し押さえの現場で写真を撮ってみたら不思議なものが… ~不動産執行人日誌005

    こ の「不動産執行人日誌」は会員向けのブログとしてつらつらと記して行きたいと考えているため、この日誌自体に特別価値のある情報の掲載や、金銭と等価値の内容があるかと問われると難しい面もあるかもしれません。 肩肘張らずに書かれた不動産執行人の日記をお楽しみ頂ければ幸いです――。 今日は分譲マンションの差し押さえ。 築年数が35年というなかなか年季の入ったマンションだ。 管理規約も古く、専有庭に対する使用料が全戸負担だったり、駐車場利用料が全戸強制負担となっており、 全戸に対する1台分の割当がある。 もちろん車を所有していようがいまいが。 間取りも古く、トイレ風呂キッチンといった水回りが一箇所に凝縮されており、小さなダイニングキッチンに和室が3つという寸法。 今回の物件では1室が洋間改造されていた。 古いマンションにはありがちだが、ベランダのある南側には陽が当たるものの、玄関に向かうに連れ昼間でも真っ暗という採光の考えられていない作り。 そのため玄関隣りにある洋室改造された子供部屋であったであろう部屋がえらいことになっていた。 壁一面にカビ。 しばらく開けていなかったという子供部屋は開...

    2018-12-24

  • 身に覚えのない借金を背負わされるおばあちゃん ~不動産執行人日誌004

    こ の「不動産執行人日誌」は会員向けのブログとしてつらつらと記して行きたいと考えているため、この日誌自体に特別価値のある情報の掲載や、金銭と等価値の内容があるかと問われると難しい面もあるかもしれません。  肩肘張らずに書かれた不動産執行人の日記をお楽しみ頂ければ幸いです――。  今日の不動産執行は農家住宅。 ハッキリ言って農家住宅の調査は厄介極まりない。 無許可の増築、改築、敷地内未登記建物に親族への口頭譲渡。他にも上げればキリがないほどの問題点が続々と出てくる。 大抵の場合、

    2018-11-09

  • おしゃれな洋風建築に住む債務者が陥った不運は他人事なのだろうか ~不動産執行人日誌003

    こ の「不動産執行人日誌」は会員向けのブログとしてつらつらと記して行きたいと考えているため、この日誌自体に特別価値のある情報の掲載や、金銭と等価値の内容があるかと問われると難しい面もあるかもしれません。  肩肘張らずに書かれた不動産執行人の日記をお楽しみ頂ければ幸いです――。  今日の物件はおしゃれな洋風建築。こういった洋風建築は築年数が10年を超えてくると、まず建具がダメになる。ドアがきしむ、窓が開かない、雨の吹込み。

    2018-10-23