今日は火曜日ですが、シリーズで13回連続通常だったので、気楽に書き始める短い記事[S]です。 

 シリーズやってる間に、世の中では7歳の少年行方不明事件が進行していましたが、無事保護されました。

 水しかない自衛隊の施設で6日間誰に会うこともなく、マットレスにくるまっていたそうで、無事救出されたのは奇跡だと騒がれていますが、私はそのことよりもむしろ6日間独りでいたことの方にびっくりしています。

 それって噂に聞くヴィパッサナ瞑想修行じゃないですか。

 世界一周してる大学生が12日間、人と話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きや娯楽が一切禁止のヴィパッサナ瞑想修行(インド)に参加してきました。

 「人と話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きや娯楽が一切禁止」、大和くんの状況そのまんまです。

 しかも断食付き! さらに過酷です。

 それに修行の方はいつまでって決まってますが、大和くんの方はそのまま発見されずに餓死する可能性もあったわけですから、さらに過酷です。5億年ボタンって有名なマンガがありますけど、まさにそんな状況ではないでしょうか。

 お腹減ってあんまり動きたくないでしょうから、周りの野山で遊んだりとかあまりしてないと思うんです。ほとんどの時間じっとしながら、ただ過ごしていたのです。木々のざわめきや鳥たちのさえずりは結構うるさいですけど、だからってそれだけで退屈がしのげるわけでもないでしょう。

 大和くん、いかにもしっかりした感じの子ではありますが、子供にそんなことができるのかとただ驚くばかりです。
 
 発見されたときの落ち着いた様子、悟り開いてる感満載ですし。将来、教祖になっても驚かないです。

 いったいどんな風に過ごしたのか、手記とか書いてくれないかなあ。

 誰にでもできることではないと思うので、彼にはこの環境に強い素質があるということですよね。それはいったいどんな素質なんでしょうか。前回まで「やり抜く力」をシリーズで書きながら、孤独に暮らすその能力はどう「やり抜く力」と関わりがあるのか、とても興味を持っています。

 ただただ驚くばかりの事件でした。

 
《ワンポイントミライ》(

ミライ: ひさびさの通常運転!

フツクロウ: ホッホッ!