盛大に失敗。

 少し前、こんな記事を書きました。

 「夢の植物工場」が「現実の植物工場」になった  

 そしたら、その直後にこんな記事が流れてきて、書かなきゃ!と思ったのですがすっかり忘れてました……。

 ついに出た「植物工場があって助かった」の声 

 まずは、植物工場からの仕入れを担当している飯野公敏商品部長のコメントから。「サンチュは量の心配をする必要がなくなった。値段も安定している。本当に助かっている」。これはけして大げさなセリフではない。

 スーパーに行けばすぐわかる。8月の台風と9月の日照不足が東北や関東産の野菜の成育に響き、レタスなど葉物野菜が不足したり、値段が高騰したりしている。
 家庭や小規模な飲食店では、その時手に入る食材で臨機応変に対応できます(ただし、小規模な「牛タン」とか「うなぎ」などの特定の食材に頼る店は、それらの食材の動向が死活問題になります)。

 しかし、いつでもどこでも同じ価格でが求められる大手は、そんなわけにはいけません。焼肉屋のサンチュのようなものはその典型的な例でしょう。日持ちしない上、用途が限られる食材です。レタスとかは、絶対必要なら高値でも買うという選択肢がありますが、サンチュが不作になると、どんなに金を積んでもないものはないという状況も出そうです。

 そんな中で高いと言われていた植物工場のサンチュを取り入れた事例です。いろいろ工夫して、コストもそれほど変わることもなく、そして最近の天候不順による野菜高騰でも安定して供給できているそうです。

 前回の

 「夢の植物工場」が「現実の植物工場」になった 

でも外食産業との相性の良さを解説しましたが、サンチュの例はまさにその好例です。

 安定供給という点だけでなく、焼肉を巻くという用途にとっては、いわば植物工場の野菜は悪く言えば「へなへな」であることが利点になっているというところまで相思相愛。

 15年くらい前から「植物工場くる!」と言われて、一時期こけそうな頃もあったけど、ついに活用されるべき分野で活用が始まってなによりです!


《ワンポイントミライ》(

ミライ: ここミラフツでもとり上げてきた植物工場いよいよ今の普通ですね!

フツクロウ: ホッホ。