いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。
GACKTが日本人ならではの心理に警鐘「NOという答えを全く用意していない」
うーむとうならさせる話ですが、そもそも(バズワード)日本人は断られるかもしれないお願いをすることが極端に少ないせいに思います。にわたまな話ではありますが。
私がアメリカで暮らしている時のカルチャーショックの一つです。アメリカ人はそりゃだめだろと思うようなお願いでも、さくさくするんですよ。いわゆる「ダメ元」です。で、あっけなく断られても、「あ、そ」とあっさり引き下がる、そんなことが日常的でした。
でも、日本人は「NO」と答えられるようなお願いをされることが少ないですから、頼まれてしまうと、(嫌だな〜)と思っていても渋々引き受けてしまう。一種の悪循環です。
で、「僕らは『NO』という答えを全く用意していない」とGACKTに指摘されてしまうわけです。高齢者が優先席で「席譲って」と頼んで「断られる」と大問題になってしまうわけです。
日本人らしいといえば日本人らしいですが、GACKTさんも心配するほど、ちょっと悪循環だなあと思います。
ですから、日本人が「NO」と言えるようになるためには、
日本人がもっと気軽にダメ元なお願いするのを増やせばいいのではないでしょうか?
私はちょっとアメリカにかぶれてしまったので、他人がお願いしたいのに躊躇しているのを見ていると、「え、そんなのダメ元で聞いてみればいいじゃん」って思うことがよくあります。アメリカ人みたいに頻繁にする必要もないし、そんなことにはならないでしょうが、今はあまりにしなさすぎ。なので逆にお願いに「NO」しづらくなってしまっています。
みんなもっとダメ元お願いをしましょう! そしたら、「NO」が増えます!
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: いわゆる一つの「『NO』と言えない日本人」問題ですね〜。
フツクロウ: ホウじゃのう。
ミライ: その背景に、「NO」と言わずにすむお願い事がほとんどってのが面白いですよね〜。
フツクロウ: 「根回し」の文化じゃからのお。