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最近ふるさと納税の話題が多くて、またこんな話題が。
「金券やめて」ふるさと納税返礼巡る総務省の通知に群馬・草津町長が猛然反発し「真っ向勝負」 総務省に乗り込みバトル - 産経ニュース
ふるさと納税で金券を返礼品にするなど、一見まったく趣旨に反した行為に見えますが、「群馬・草津町長が猛然反発し『真っ向勝負』」。
これはとても大事な議論だと思います。
金券といっても、草津町内の宿泊や入浴ができる「感謝券」で、地域の返礼品をモノでやるかサービスでやるかだけの違いです。観光の町としては、
「農産物、海産物はおとがめなしで、なぜ金券がターゲットになるのか」と考えるのは当然です。
返礼品は、ふるさと納税による地域の経済刺激策として有効なゆえ、公共サービスに回すよりも「税金の使い方」として効果的であり、一気に普及しました。「感謝券」も同様に地域経済に貢献することでしょう。
しかし転売の問題があります。ただし、原理的にはモノでもできる話で、つまり返礼品全体の問題とも言えます。
しかし、その様子をみるに、つまりモノやサービスが流れていて、つまり経済活動であり、いわゆる「乗数効果」をあげていて、経済としてはさらに活発になっていると言えなくありません。
外から見ると転売している人は、結果として節税していて、なんだかなという気にもなってきますが、その節税をするためには、「感謝券」を入手したり、転売したり、正しく処理して還付が必要などそれなりに手間も必要で、その手間で「乗数効果」をあげているのであれば、立派な経済活動と見ることもできます。
ま、とはいえ、まだまだやはり税金の使い方としてどうなのと感じて当然の事例ですし、「真っ向勝負」でどんどん議論して、世論の議論も巻き起こし、日本にとってよりよい運営になってほしいものです。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: まあ、転売チケットの問題とか、そこにモノやサービスがある限り、こういう問題はつきまといますね。
フツクロウ: ホウじゃな。もう少し詳しく見るか。
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