この研究面白いです!

 「細かく分ければ2,185」人間のすべての感情をナンバリングした大学院生  

人間の感情は基本的に6つあるとされてましたが、どうやら27ありそうだという研究が発表されたのです。

(なお、その日本語の紹介記事では「細かく分ければ2,185」とありますが、私が他の英語の紹介記事とか眺める限り単に2000以上の映像を使って分析したという話でした。)

 ちょうど先日

 表情解析が「未来の普通」になったところ想像できるか  

という記事書きましたがここで紹介した記事は8つの感情を測るというものでした。

 それが実用的になれば、日銀総裁は毎回「キレ芸」を披露しなくてはいけなくなるかもと楽しい妄想がはかどりましたが、感情が27あるとなれば、これはこれで話がまた変わってきます。

 なぜなら、今ようやく表情から8つの感情を測れるようになったものの、じゃあ27個測れるかというといますぐというわけにはいかないでしょう。

 であれば、今測れる8つの感情以外の感情を使うことで、8つの感情測定の精度を著しく下げることができるかもしれません。他の感情で「煙に巻く」わけです。

 いやー、盛り上がってまいりました。狐と狸の化かし合いの始まりです。もしも政策決定の予測に使われるようになればそこから先は大学の研究を離れることでしょうし、それは株価に影響するような話ですから、予測する企業は手の内を公表することはなくなるでしょう。つまり予測する側だって、8つの感情に満足せず、どんどん分析できる感情を増やすことでしょうし、日銀総裁側もあの手この手で翻弄することになるのです。

 毎回日銀総裁のわざとらしい「芸」を見ることになるかもしれないとは、長年ミラフツやってても、かなりの珍「未来の普通」です。

 なお、元研究の感情マップめっちゃおもろいです。

 記号と感情の対応載せときます。日本語訳は冒頭の記事の訳を大部分使いましたが、一部どれに対応してるのかわからないのがあったので、自分で訳したとこもあって、それは赤色にしておきます。

 

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 マップ中の記号に触れると対応する動画が出て、その動画がいろんな感情がどのように入り混じっているかを表示してくれます。もう、本当に2000個全部みたいくらい楽しいです。


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 早くみたい。日銀総裁の「芸」

フツクロウ: ホッホ。